2010年7月3日(土)【1】、夜行列車は、ほぼ定刻の8時にウランバートル駅に着いた。一旦ホテルにチェックインし、朝食を取ってからゴビ砂漠に関連する植物図鑑や昆虫図鑑などを探しに書店に行く。昨年より少し種類が増えたようだが、これらに類する本の種類は極めて少ない。結果的に空港の売店の方が自然科学に関する本がよほど多く置いてあることが後で空港に行ってからわかった。午後からはウランバートル市が一望できるザイサン丘まで300段の階段を登り、隣接する自然公園ではパッチ状に枯れ始めている針葉樹林を見にまた丘を登った。その針葉樹はカラマツで、枯れた原因は穿孔性の昆虫の可能性が高いと思われた。ウランバートルは東ゴビより涼しく、緑の丘で風に吹かれながらモンゴリアンブルーの空に浮かぶひつじ雲を見ていると心地よい気分になる。
〈ウランバートル市内が一望できるザイサン丘〉
〈カラマツ林がところどころ枯れ始めていた。穿孔性昆虫の食害か?〉
〈羊の国のひつじ雲はさすがに絵になる〉
〈ウランバートル市内が一望できるザイサン丘〉
〈カラマツ林がところどころ枯れ始めていた。穿孔性昆虫の食害か?〉
〈羊の国のひつじ雲はさすがに絵になる〉
2010年7月2日(金)【3】、夜8:30頃サインシャンド駅に着く。夜といってもちょうど夕日が沈む時刻であった。駅の売店で飲み物を仕入れ、24両編成の長い客車の6号車に乗り込む。上下2段のベットが向かい合う4人のコンパートメントである。
ようやく今日あたりから夜は少し涼しくなってきたので助かる。エアコンなどの設備のない旧ソ連製の古い客車であるが、何とか暑くて寝苦しい夜だけは避けられそうだ。
ずっと現地を案内してくれた市議会議長のガンバータラさんが見送りに来てくれた。秋にサインシャンドから3人の研修生を受け入れることになっているが、彼だけは既に確定している。彼の緑化に対する考え方は、ほとんど我々と共通しており。今後もいいパートナーとなりそうである。
21:00発車予定だが20分近く遅れて発車した。ウランバートルには明日の朝8:00に着く予定である。
〈20:30ごろようやく日が沈む。サインシャンド駅のプラットホーム〉
〈21:00サインシャンド発ウランバートル行きの列車に乗り込む。〉
〈若いポリスマンが帽子をかぶりなおして写真撮っていいよと手で合図してきた。〉
ようやく今日あたりから夜は少し涼しくなってきたので助かる。エアコンなどの設備のない旧ソ連製の古い客車であるが、何とか暑くて寝苦しい夜だけは避けられそうだ。
ずっと現地を案内してくれた市議会議長のガンバータラさんが見送りに来てくれた。秋にサインシャンドから3人の研修生を受け入れることになっているが、彼だけは既に確定している。彼の緑化に対する考え方は、ほとんど我々と共通しており。今後もいいパートナーとなりそうである。
21:00発車予定だが20分近く遅れて発車した。ウランバートルには明日の朝8:00に着く予定である。
〈20:30ごろようやく日が沈む。サインシャンド駅のプラットホーム〉
〈21:00サインシャンド発ウランバートル行きの列車に乗り込む。〉
〈若いポリスマンが帽子をかぶりなおして写真撮っていいよと手で合図してきた。〉