OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

三渓園の下見

2010年05月11日 | 日記
5月21日から23日、横浜三渓園の「日本の夏じたく」展で、22日の「書く」のイベント会場となる白雲亭と展示会場となる室町時代のお堂を下見。今回の下見2回目である。
雨の三渓園もいいね。人も少なかったしね。

元は紀州徳川家の別荘であって吉宗も幼少期に遊んだといわれる建物は、今、臨春閣として白雲亭の奥にある。ここを池ごしに観る景色もいい。
さらに奥に進むとせせらぎのなかにある聴秋閣、少しのぼって月華殿、金毛窟。ここでお茶会、いいねー。

三渓園の園長以下スタッフ、ボランティアの方、これもいいんだな。これ、すごいと思う。
ちなみに、その地は、横浜の本牧三之谷。そう、ここには三つの谷があることから、「三渓」と富太郎さんは名付けたんだと。
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平成御徒組

2010年05月10日 | 文化・芸術
幕末ブームであるが、ブームはなんにもならない残らないという反意語的響きもある。
そんななか、
『幕末・維新の江戸・東京を歩く』カラー版 平成御徒組 角川SSS新書1260円
が出版された。 
歩けば、脳に響くはずだ。

東京の今と昔の江戸をつなぐ目で、歴史の現場を歩いた平成御徒組。
この速度を争う時代に、歩く、とはすごいじゃないか。

我以外皆師也。というなかで、この平成御徒組組長はお世話になった人だ。
さすがにいい視点で、あっさりしていて読みやすいが、深さがにじむ。

帯は、なぎら健壱さんのコメントに添えて、筆(ぺん)文字のサインが気になった。のびのびいい動きである。
「平成御徒組」というネーミングもいいね。少し軽くて少し江戸もどりで。

私も明日は、電車で三渓園へ。歩くのは園内だけ。平成御徒組には入隊できそうにない。

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掟破り

2010年05月06日 | 書道・筆文字
一般に、楷書、行書、草書、篆書、隷書など、各書体は各書体で書ききる。柔らかい楷書に行書、行書と草書などは自然に交る。
ただ、楷書と篆書、草書と隷書などの書体が交ざることはない。

ただ、それを意識的にやることがあり、「破体」と呼ばれる。中唐の顔真卿「斐(ハイ)将軍碑」などはその好例。
それを意識したわけではないが、今日やっと表装に回せた作品は「破体」。
それでないと自分のなかで安定しなかった。

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行楽日和

2010年05月02日 | 日記
仕事、仕事。

といっても、稼ぐという明快な答えが無い。

説得力に欠ける。

そういう仕事は幸せ!?
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