空前絶後、といったら言い過ぎだろうか。
なかなかない、大きもの展である。
中止が続く展覧会のなか、延期して開催にこぎつけた。
これは、信長、家康、秀吉の陣羽織など。
きものが、小袖からはじまった16世紀の安土桃山時代のものから、現代は、XジャパンのYOSHIKIさんの作品まで。彼は呉服屋さんのおぼっちゃまだそうで。岡本太郎や一竹の作品も。
風俗図屏風の数々も名品揃い、見返り美人もそれぞれ。帯留めやかんざしなど工芸品も充実。
個人的には、江戸期の火消し半纏の木綿に刺し子を施したのを、今、着たい。
図録もいただいたが、着物は、生で観ないと良さがつたわらない。重要文化財の歴史的な着物の数々もいいが、一点一点、時代の違いなどもじっくり味わいたい。大正昭和の銘仙もよし。
展示替えあり。
混雑緩和のため、日時指定券が必要、事前予約制のため、となっています。国立博物館 展覧会公式サイトをどうぞ。
会期 6月30日から8月23日まで。(8月11日休館)
場所 上野 東京国立博物館 平成館
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