OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

711

2015年11月27日 | 文化・芸術
711点の物語がある、という711点の蒔絵展。
(ポスターやカードでは今回の全容が伝わっていないのだ)

箱瀬さんのすばらしさは知っていたつもり。
今回、この人はすごい作家だなとつくづく思う。

発想や思索といったものの苦しみや喜びやら、一点一点伝わってくる。
蒔絵に対して精緻な技法的な仕事くらいに捉えていた自分がいたのであるが、
箱瀬さんはまた詩人でもあり闘争家でもあった。
自分の限界と戦った。
私も含め、その気になっている芸術家さん稼業は肝に銘じろ!

30日まで、銀座和光。
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