OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

タカガサレド

2012年04月08日 | 文化・芸術
コラボ扇子がまた仕上がってきた。
茶扇である。
写真作は、墨象のなかでは、すっきりタイプ。

自分のパターンではこうはならない、と思えるのも多い。
それがコラボレーションのいいところ。
紀波さんのセンスである。私の扇子でもあるけれど。

紀波さん曰く「タテの線は難しい」と。折り目との線の角度、折り目にとられるボリュームなど。
そして、一つのものを何寸の扇子にするか、そのことによってどう変わり、どう伝わるか、どこで切るか、紙は合うか、正確に仕上がってくるか…等々と、これも、「たかが、されど」の世界である。
コメント
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