OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

不立文字

2010年12月25日 | 文化・芸術
昨日は秩父の奥へ。
そして今日は市ヶ谷の日本棋院へ。

昨日は不立文字の世界。
今日の日本棋院では柳田泰雲60代の書を観る。
行草で囲碁を打つ時の十訓が書かれていた。
いい動き。なにより格式を感じる。
川端康成の書もあったが、魔性の書ともいわれるが、この一作、名前と言葉で評価される部類か。
「本因坊」なる名跡も面白い。池坊と同じようにお坊さんだったんですね。

囲碁の雅称として、中国は晋時代「忘憂」が初見されると。「忘憂」は酒の別称だけではなかったようだ。
その後、「手談」ともいったらしい。わかる気がする。


コメント
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