
*2014年5月27日撮影
ハルジオン(春紫菀)が花盛りです。
区別が難しいヒメジョオン(姫女菀)のほうは、ようやく咲き初めでまだほとんどつぼみです。
というわけでハルジオンをとりあげるのにいいタイミングかなと思います。
ハルジオンらしい濃いピンクの花の写真を集めてみました。
ヒメジョオンには薄紫の花はあっても濃いピンクの花はないからです。

*2014年5月23日撮影
ハルジオンもヒメジョオンも北アメリカ原産の外来植物。
ヒメジョオンは明治期に、ハルジオンは大正期に、それぞれ園芸植物として導入され、長い時間をかけて日本全土に広まったと言われます。
ハルジオンという名は、かの有名な牧野富太郎博士の命名。
秋に咲くシオンに似て春に咲くという意味か。

*2014年5月23日撮影
今は雑草としてどこにでもある花にすぎませんが、春の野に欠かせない美しい花だと思います。
昔、園芸用に愛でられたというのも分かるような気がします。

*2014年4月28日撮影
まだ咲き始めの頃のハルジオンです。
ハルジオンのつぼみはうつむいて下を向いているのが特徴です。
花が開くにつれて上を向くようになります。
そんな咲き始めのころの花の風情もいいものです。
また違った魅力のあるヒメジョオンについては、後日あらためてとりあげます。
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