
*2017年6月28日撮影
梅雨なのですがあまり雨が降りません。
毎年のように雨が少ないことを心配しているような気がします。
ひたすら蒸し暑い毎日です。
たくさん咲いていたツルマンネングサの花がもう終わったようだと思っていたら、また咲いているのに出会いました。
えっと思ってよく見たら、コモチマンネングサが咲いているのでした。
両者の花は見分けがつきません。
ただ、コモチマンネングサは葉の付け根に小さな葉を付けているので分かります。
コモチマンネングサは花の咲くのがツルマンネングサより遅いようです。

*2017年6月28日撮影
コモチマンネングサは葉の根元に小さい葉を数枚付けます。
写真で分かるでしょうか。
この小さい葉は、じつは葉ではなくてムカゴなのだそうです。
このムカゴがささいな刺激でぽろぽろと落ちて、それが発芽して増えるのだそうです。
花は結実しないけれど、このムカゴで増えていくので、なかなかやっかいな雑草とされています。

*2017年6月28日撮影
セダムという名で売られている園芸用植物はマンネングサと同類ですが、セダムの場合は花を愛でるよりは多肉植物として葉を愛でるもののようです。
もともとはコモチマンネングサも園芸用に導入されたもののようですが、いまはれっきとした野草です。
ツルマンネングサ、メキシコマンネングサとならんで、野草としてのマンネン三兄弟というわけです。
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