*2014年7月3日撮影
シジミチョウというのは大きさがシジミ貝ほどだということから名付けられたそうです。
シジミチョウはたいへん種類が多くてしかも小さいため、なかなか飛んでいる姿などでは判別が難しいチョウたちです。
それで、写真を撮ってから、あとで何という蝶かを調べるようになります。
今年はツバメシジミに出会うことが多くて、カメラのファインダーで見る姿でツバメシジミだと分かるようになりました。
最初の写真は今日出会ったツバメシジミ。
後翅のオレンジ色の斑紋、ぴゅっと糸のように飛び出している尾状突起がツバメシジミの特徴です。
少しのぞいている翅の表側(背中側)の色が青っぽいので雄だと思います。
*2014年6月21日撮影
翅の表側がよく見えるツバメシジミの雄の写真。
ツバメの尾とこのチョウの尾状突起ではかなり違って見えると思いますが、このチョウにツバメの名を付けた人はすごい想像力のある人だと思います。
ツバメシジミは裏側の模様もきれいなのですが、表側の色もとても美しいのです。
なかなか翅を開いて表側を見せてくれないのですが、他のシジミチョウよりは、ときおり翅を開いてくれます。
*2014年5月24日撮影
これも表側を見せているツバメシジミですが、色が茶色というか黒っぽいというか、雌の色なのです。
尾状突起の近くには雄にはないオレンジ色の斑紋があって、美しい装飾です。
ツバメシジミは普通もうすこし後にでてくるのではないかと思っていましたが、今年は少し早いようです。
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