さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ダンドボロギク

2015-08-25 21:12:11 | 草花

*2015年8月25日撮影

 今日は午前中は少しばかり晴れ間も出ましたが、午後は曇り夕刻から雨がちらつきはじめました。
 夜になって急に冷え込み、寒いさむいとぼやいています。

 さて今日は、ダンドボロギクが咲いているのに出会いました。
 写真の花はみんなまだ蕾のように見えますが、先端が閉じているのは蕾で、先端が薄い黄色に見えるものは咲いている花です。
 ごく小さな筒状の花が束ねられているわけです。
 高さは1mを超えるほど大きく育つ草で、北アメリカ原産の外来種です。





*2015年8月25日撮影

 ダンドボロギクは1933年に愛知県段戸山で初めて記録されたことにより、ダンドの名がつきました。
 ボロギクというのは、この写真のように花が綿毛を吹いた状態がボロ(襤褸)のように見えるということによります。
 サワギクという花の別名がボロギクで、ノボロギクという草丈の小さな花にもボロの名がついていますが、どちらの花も果実期の冠毛つまり綿毛が目立つ花です。

 ダンドボロギクの花は、つぼみ、花、綿毛、綿毛が散ってしまった残り物、とさまざまな姿のものが混在しています。
 花は目立たないので、綿毛がいきなり目立つということになり、ちょっと変わった印象の草花です。
 


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2 コメント

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Unknown (エスプレッソ)
2015-08-26 22:52:44
おもしろい花ですね。

その名が余計に不思議さを演出していますね。
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エスプレッソさん、こんばんは  (ひでじい)
2015-08-29 21:45:01
はなびらを開かない、普通思い描く花とは違う姿の花というものが、たくさんあります。
生き物の世界というのはじつに不思議なものです。
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