*2018年10月18日撮影
10月に入って急に寒くなったので、トンボやチョウなどの虫たちの姿もめっきり減りました。
それでも、草むらからふいに飛び立つ、シロオビノメイガの姿は今もよく見かけます。
翅を広げてとまりますが、翅の両端で2cmくらいの小さな蛾です。
近づくとふわっと飛び立って逃げますが、あまり遠くへは行かず近くの葉の裏などに隠れてしまいます。
なかなか端正な、きれいな姿をしていると思っています。
*2016年10月2日撮影
小さいのでなかなか目にとまりにくいのですが、春から秋まで長い期間見ることができます。
写真はツユクサの花にとまるシロオビノメイガです。
白い帯状の模様があるノメイガ「野螟蛾」というわけで、「白帯野螟蛾」と書くのだと思います。
*2016年9月21日撮影
この写真は先月撮影のもの。
イノコズチにとまるシロオビノメイガです。
螟蛾類、野螟蛾類は野菜の害虫として知られています。
シロオビノメイガの幼虫はホウレンソウを食べるので、ホウレンソウ農家にとっては大敵なのだとか。
駆除のために汗を流す農家の方のご苦労も心にとめながら、シロオビノメイガを観察したいものです。