さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

シロオビノメイガ

2016-10-18 22:08:32 | 昆虫

*2018年10月18日撮影

 10月に入って急に寒くなったので、トンボやチョウなどの虫たちの姿もめっきり減りました。
 それでも、草むらからふいに飛び立つ、シロオビノメイガの姿は今もよく見かけます。
 翅を広げてとまりますが、翅の両端で2cmくらいの小さな蛾です。
 近づくとふわっと飛び立って逃げますが、あまり遠くへは行かず近くの葉の裏などに隠れてしまいます。

 なかなか端正な、きれいな姿をしていると思っています。





*2016年10月2日撮影

 小さいのでなかなか目にとまりにくいのですが、春から秋まで長い期間見ることができます。
 写真はツユクサの花にとまるシロオビノメイガです。

 白い帯状の模様があるノメイガ「野螟蛾」というわけで、「白帯野螟蛾」と書くのだと思います。





*2016年9月21日撮影

 この写真は先月撮影のもの。
 イノコズチにとまるシロオビノメイガです。

 螟蛾類、野螟蛾類は野菜の害虫として知られています。
 シロオビノメイガの幼虫はホウレンソウを食べるので、ホウレンソウ農家にとっては大敵なのだとか。
 駆除のために汗を流す農家の方のご苦労も心にとめながら、シロオビノメイガを観察したいものです。