*2016年10月3日撮影
今日は曇り空の1日でしたが日が差す時もあって、まずまずの日でした。
久しぶりの野鳥です。
メボソムシクイではないかと思いますが、まったく自信はありません。
ムシクイの名がつく小鳥はみな似ていて、識別はたいへん難しいのです。
昨年も10月の後半にメボソムシクイをとりあげましたが、あのときも違っていたかもしれません。
今日はジッ、ジッと間の空いた低い地鳴きが聞こえたので、メボソムシクイかなあ、と思った次第です。
ハリエンジュ(ニセアカシア)の木に、少なくとも二羽はいたようです。
*2016年10月3日撮影
ムシクイの名がつく小鳥は虫を食べるからとされていますが、小鳥はみんな虫を食べるのではないかと思うのでちょっと疑問です。
ともかく、メボソムシクイ、センダイムシクイ、エゾムシクイの三種がムシクイ類を代表する小鳥として知られてきました。
この三種をどうやって識別するかが課題だったのです。
ところが2012年に、メボソムシクイは、メボソムシクイ、コムシクイ、オオムシクイの三種に分離することが決定されました。
このうちコムシクイは渡りのときに少しだけ日本に立ち寄るとされ、あまり見ないそうです。
それで、メボソムシクイ、オオムシクイ、センダイムシクイ、エゾムシクイの4種がムシクイ類を代表する小鳥ということになりました。
これらを見た目で識別するのは困難とされています。
ムシクイ類は渡り鳥で、繁殖のため夏に日本の高山などに渡ってきます。
冬を越すのは南の国で、メボソムシクイは台湾以南の島、フィリピンやインドネシアなどのようです。