*2016年7月20日撮影
まだ梅雨明けではないそうですが、今日も良い天気でした。
イヌゴシュユの花(だと私は思っています)にとまっているのは、コミスジという蝶です。
翅が傷んで破れています。
翅を広げた時に黒地に白い3本の横線があるように見える蝶をミスジチョウ類といいます。
ミスジチョウ、ホシミスジ、オオミスジなどがいます。
一番小さいのがコミスジです。
*2016年7月19日撮影
翅を閉じて裏側を見せているコミスジです。
ミスジチョウ類は翅の表も裏もまったく同じ模様をしています。
透けて見えているかのようですが、そうではないようです。
*2016年5月9日撮影
蝶はもちろん羽ばたくことで飛ぶのですが、ミスジチョウ類は羽ばたきをやめて滑空する飛び方ができます。
鳥は滑空する飛び方も普通ですが、蝶のなかでは珍しい飛び方とされています。
見ているとすーっと穏やかに飛ぶように見えます。
羽ばたかないで滑空するからそういうふうに見えるのだとは、なかなか気付かないものです。