
*2014年5月3日撮影
ごく小さくて目につかないような花、タチイヌノフグリです。
オオイヌノフグリやフラサバソウと同じオオバコ科クワガタソウ属の花。
オオイヌノフグリと同じような花をしているのが分かりますね。
でも大きさがまるで違います。タチイヌノフグリは直径4mmほどでほとんど目立ちません。

*2014年5月3日撮影
オオイヌノフグリと同じようにユーラシア・アフリカ原産で明治のなかごろに気づかれたとされています。
オオイヌノフグリは見た目に美しく目立つためによく知られるようになりましたが、タチイヌノフグリのほうはあまり知られることなく、それでもけっこう生えているのです。

*2014年5月3日撮影
タチイヌノフグリの花は晴天の日、昼の前後数時間しか開かないのだそうです。
咲いてもごく小さくて見えないのに、咲いている時間がごく限られていては、あまり知られていないのも無理はないですね。
よくよく見ればなかなか美しい花。地面に注目して、もっとしっかり見たい花です。