goo blog サービス終了のお知らせ 

さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

マガモ

2019-01-20 22:13:10 | 

*2019年1月20日撮影

 冬なのでやむを得ませんが、雪のちらつく曇り空の日が続いています。
 それでも雪は地面に積もるほどには降りません。
 この調子でこの冬が終わってくれたら、と思っています。

 会津の鶴ヶ城のお堀にも氷がはって、カモたちもどこかへ引っ越して行きました。
 ところが今年は氷のはり方が半端で、かなりの面積で水面が残っています。
 それで水の近くに、ごく少数のマガモやコガモ、カルガモなどが、それぞれの場所を確保して居残っています。
 マガモがこんな風にして居残るのは珍しいのではないかと思うので、今日はマガモの写真です。





*2019年1月12日撮影

 残り少ない水面を泳ぐマガモのカップル?。
 水面に浮かんでいるのは枯れた松の葉のようです。
 松は常緑樹なので、冬でもみずみずしい緑の葉をつけています。
 その一方でたくさんの葉が枯れて落ちているのですが、あまり気がつきません。
 こうしてお堀の水面に浮かんでいるのを見ると、こんなに!と驚きます。





*2019年1月6日撮影

 氷の上でマガモたちは昼間はほとんど寝ています。
 カモたちは本来夜行性なのです。寒いせいもあって、昼間は極力動かないようにしているのかもしれません。
 雄のマガモに囲まれて、雌が1羽首をあげています。
 前にいる雄になにか訴えているのかも。





*2019年1月3日撮影

 氷の上に雪が積もった時、マガモの雌が1羽。
 右上の黒いところが水面。
 寒そう。

 
 

オナガ

2019-01-07 21:53:15 | 

*2019年1月7日撮影

 曇り空で時々雪のちらつく1日でした。

 めずらしくオナガの群れに出会いました。
 オナガはたくさん飛び回っているのですが、茂った枝の向こうに隠れるのであまり撮影できませんでした。
 そんななかでも、どうにかオナガらしく見える写真を選びました。
 1枚目はスギの梢にいるオナガです。
 スギがよくわからないほどフジやクズなどがからみついていて、そのツルのむこうにオナガがいます。





*2019年1月7日撮影

 これはスギの枝にいるオナガです。
 スギの実を食べているのでしょうか。
 オナガは雑食で、木の実や草の実も食べるし、虫なども食べるのだそうです。





*2019年1月7日撮影

 オニグルミの枝にいるオナガです。
 木の皮をつついて、虫を食べているように見えました。
 オナガは名前の通り尾が長くて、見た目にもふんわりと飛ぶ感じがするのですが、じつはとても動きが早い鳥です。





*2019年1月7日撮影

 同じくオニグルミの枝にとまるオナガです。
 尾が長く見えません。
 こちら側に曲げているのでしょうか。よくわかりませんが、オナガには違いありません。

 オナガは渡り鳥ではなく、一年中いる留鳥とされています。
 ここで繁殖しここに住んでいるということなのですが、めったに見ません。
 生活の中心はたぶん山の中かどこかで、冬になると食料を求めて平地に来るのかもしれません。

 
 

シジュウカラ

2018-12-21 22:42:28 | 

*2018年12月21日撮影

 今日は日差しが暖かい、いい1日でした。

 おなじみのシジュウカラの写真です。
 込み入った枝の向こうにとまっています。木についている虫を探しているのだと思います。

 シジュウカラは一年中見ることのできる、かわいい小鳥です。
 秋冬は木に葉がなくなるので、いちだんと観察しやすくなります。





*2018年12月19日撮影

 青空をバックにアップで撮影できました。
 白いお腹に黒い線が入っているのが、シジュウカラの特徴です。
 ネクタイをしていると、よく言われます。





*2018年12月16日撮影

 これも込み入った枝の向こうにいるシジュウカラです。
 シジュウカラがとまっているのは木ではなくて、オオブタクサという草の枯れた枝だと思います。
 オオブタクサは高さ3mにもなる巨大な草です。
 オオブタクサの向こうには枯れたススキも見えます。





*2018年11月21日撮影

 シジュウカラという名前の「カラ」というのは小鳥を意味する古代の言葉だそうです。
 ヤマガラとかコガラとか、〇〇カラという名の小鳥が数種類いて、カラ類と呼ばれています。
 では「シジュウ」というのは何かといえば、「シジュウ、シジュウ」と鳴くからだと言います。
 鳴き声を表しているわけですが、私には「ツーピー、ツーピー」とは聞こえますが、「シジュウ、シジュウ」とは聞こえません。
 昔の人の聞こえ方は違っていたようです。

 

エナガ

2018-12-15 22:15:58 | 

*2018年12月15日撮影

 今日も雪のちらつく寒い1日でした。
 まだ、積もるほどの雪は降りません。このまま積雪のない年末であってほしいものです。

 今年はエナガの群れに出会うことが多いようです。
 今日はかなり近くで撮影することができました。
 寒いので丸くなっている、かわいいエナガです。





*2018年12月15日撮影

 桜の枝にとまって何か食べています。
 小さな芋虫のような虫かもしれません。
 
 エナガは山の中に住んでいますが、秋冬は平地に降りてきます。
 会津の鶴ヶ城公園にもやってくることがあります。
 エナガはごく小さな小鳥で、ぬいぐるみのような姿が人気です。
 ただ、実物をしっかり観察するのはなかなか難しいようです。





*2018年11月24日撮影

 先月末に撮影したエナガです。
 エナガはとても動きが早く、同じ場所にとまっていることがありません。
 カメラのAFがピントを合わせる一瞬の間に、飛び去ってしまいます。
 なので撮影は難しいのですが、肉眼で観察しようとするのも同様の理由で難しいのです。





*2018年11月24日撮影

 エナガは繁殖期以外は集団で行動します。
 たとえば桜の木などにわーっとやってきて、さかんに飛び回ってから、数分後にはわーっと飛び去っていきます。
 同じ木にたくさんのエナガがさかんに飛び回っているほんの数分間だけ、観察できます。
 運良くごく近くの木に移動したりすれば、引き続き観察可能でうれしくなります。

 エナガを撮影するには、とにかくたくさんシャッターを切ることが肝心だと思っています。
 たくさん撮った中にはちゃんと写っているコマがあったりして、それはうれしいものです。

フクロウ

2018-08-30 22:13:02 | 

*2018年8月30日撮影

 長いこと降らなかった雨が少しずつ降るようになって、一週間ほどになります。
 待ち望んだ雨なのに、もっとまとまって降ってほしいと思うほど、ちょっとずつしか降りません。
 気温も相変わらず暑いですが、少しは過ごしやすくなってきたようです。

 雨の合間に出かける会津の鶴ヶ城公園で、今日はフクロウに遭遇しました。
 フクロウがいるという話はときおり聞いていたのですが、あまり信用してはいませんでした。
 それがこうして出会って見れば、疑う余地はありません。いままで見つけられなかったのは、私の目が悪いせいということになります。





*2018年8月30日撮影

 フクロウは独特の姿をしていてたいへん人気のある鳥です。
 森林に住む肉食の鳥で主に夜間に活動するので、日中目にすることは珍しいということになります。
 ただ日中は枝にとまったりして、じっと動かないことが多く、みつけることができれば撮影は楽です。
 驚かさないように距離をとりながら、撮らせてもらいました。

 森というほど樹木が多いわけではない鶴ヶ城公園で生活するのはたいへんではないか。
 たまたま近くの山からやってきただけなのでは。
 などなど、いろいろなことを考えさせられる、フクロウの表情です。