goo blog サービス終了のお知らせ 

さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

初雪

2016-12-15 22:06:58 | 風景

*2016年12月15日撮影

 雪が降りました。わずかばかりですが積もりました。初雪と言っていいでしょう。
 昨年はこういう雪景色がなかったので、2年ぶりというわけです。

 それで今日は目についた色々な雪景色です。
 はじめはナンテンの赤い実。やっぱり雪をかぶっている姿が一番映えます。





*2016年12月15日撮影

 これはスイセンです。せっかく生えてきたのに雪に埋もれてしまいました。
 雪に負けずに、春になったら咲いて欲しいものです。
 「私、水仙。ここにいます」という看板が立てられていますが、花が終わって姿が見えなくなるとどうしても踏まれてしまうので、少しづつ減ってきています。
 少し手入れがされることを、願っています。





*2016年12月15日撮影

 会津の鶴ヶ城の本丸にあるたくさんのマツのなかの一本。
 冬を越すための「雪吊り」がされています。
 雪をかぶったマツの緑は、美しいものです。





*2016年12月15日撮影

 大きな欅の木にヤドリギがたくさんついて、黄色い実が花が咲いたようになっています。
 雪をかぶってとてもいい雰囲気です。





*2016年12月15日撮影

 アメリカセンダングサです。
 たいていは枯れてからからに乾いていますが、これはまだ葉がついて花も咲いています。
 そんなアメリカセンダングサに、雪がこびりついています。
 冷たそうな情景です。

石垣の雪

2016-01-22 22:54:56 | 風景

*2016年1月22日撮影

 雪は降ったり止んだり。今は降っていますが、日中は晴れました。

 雪の降り始めには、石垣に雪がふんわりと乗って、いい雰囲気になります。
 石垣というのはもちろん、会津の鶴ヶ城のいたるところにある石垣です。
 石垣の石の積み方にはさまざまな技術があり、年代によっても違うようです。
 雪が乗ることで石の積み方の違いも浮き出て、興味尽きない景色をつくります。

 この写真の石垣には苔が厚く生えていて、苔の上の雪が凍り始めているように見えます。





*2016年1月22日撮影

 いろいろな形の石を無造作に積んだように見える天守閣下の石垣です。
 じつはこれはたいへん高度な技術で積み上げられたもので、抜群の強度を誇るそうです。
 年代的には戦国時代の古い技法で、他の石垣はそれぞれもっと新しい技術で積まれているのだとか。
 雪が乗って、やわらかい印象があります。





*2015年1月22日撮影

 内堀と本丸とを隔てる通称「忍者おとし」と言われる石垣の情景です。
 石の表面が平らに揃えられているので、江戸時代の技術による石垣ではないかと思われます。
 うっすらと乗った雪が石の形を強調してくれています。
 石の形が揃っていなくて、いろいろな形の石が組み合わせてあるのが見てとれます。
 江戸時代後期には四角く揃った石を積み上げる石垣の技術が出来たそうなので、これは江戸時代でも初期のものと思われます。

つらら

2015-03-15 22:50:51 | 風景

*2015年3月15日撮影

 3月だというのに先週はあっと驚くドカ雪が降りました。
 4、5日降り続いて60cmほども積もったでしょうか。まるで12月頃の雪の降り始めの季節のようでした。
 今日になってようやく青空が戻ってきました。

 そんなわけで今年はたぶん見納めになるだろう、つららです。
 茅葺屋根に細いつららがたくさん下がっていました。





*2015年3月15日撮影

 屋根も含めてこんな感じになっています。
 屋根に積もった雪もたぶん明日はなくなっていると思います。
 もう季節は春ですから。





*2015年1月21日撮影

 これはまだ真冬のときの同じ屋根のつららです。
 いまよりもっとたくさんつららが下がっていました。
 キラキラ輝いてとても美しいのです。





*2015年1月28日撮影

 これも真冬の1月に撮影した、ちょっと変わったつららです。
 桜の木の樹皮から水が染み出してつららになっているのです。
 オレンジ色の、ちょっと不気味な色をしています。

 この冬最後の寒い写真でした。
 次からは、春を感じられる写真にしたいと思います。

雪の情景

2015-01-14 23:11:41 | 風景

*2015年1月14日撮影

 今日は、おもいきり快晴というわけではないけれど、それなりに日差しがあっていい日でした。

 ふだん見慣れている近所の田や畑が、雪が積もることで不思議な景色に変貌します。
 そんな情景をいくつかご紹介します。
 初めの写真は段々になった田んぼの遠景です。





*2015年1月14日撮影

 田んぼの用水路に雪が積もっています。
 犬なのか、他の獣なのか、あるいはキジなどの鳥なのか、何かが歩いた跡がいたるところに残っています。





*2015年1月14日撮影

 日の当たり方で、雪の色が違って見えます。
 写真では影の部分が青く写るので、ちょっと印象が変わってしまいます。
 雪の表面のザラザラ感やサラサラ感が伝わればいいのですが。





*2015年1月14日撮影

 遠い柿畑へむかって、田や畑が積み重なっています。
 雪の表面の微妙な模様はどうやってできるのだろうと、ちょっと考えたりします。

 

水鳥のいる冬景色

2015-01-12 22:26:53 | 風景

*2015年1月12日撮影

 雪は少し小休止のようで数日おだやかな日が続いています。
 今日は鶴ヶ城の南側、湯川の冬景色を見てきました。
 それで、鳥のいる風景をいくつかご紹介します。

 最初の写真はアオサギが首を出している図です。
 少し場所を変えれば全身を見ることもできたのですが、こういう感じで雪の中に首だけというのも面白いと思うのです。





*2015年1月12日撮影

 手前の水の中に泳ぐのはカルガモ、奥の岸辺に固まっているのはコガモ。
 寒そうですが、こうして冬を過ごすカモたちには当たり前なのでしょうね。
 鶴ヶ城のお堀は凍ってしまって住めないので、こういうところに移動しているのだと思います。





*2015年1月12日撮影

 川の中に泳いでいるのはキンクロハジロです。
 さかんに潜ってなにか食べているようでした。
 キンクロハジロのほかに、岸辺にはコガモやカルガモもいるのですが見えるでしょうか。
 白いものが流れてきているのは、雪あるいは氷のかたまり。
 この上流に雪捨て場があって、そこから流れてくるのです。
 雪捨て場というのは道路などの雪を除雪してトラックで運んできて捨てる場所です。