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さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

霜の朝

2017-12-07 22:21:26 | 風景

*2017年12月7日撮影

 今日は素晴らしい青空の1日でした。
 そのかわり朝はかなり冷え込んで、道端の草の上にはびっしりと霜が降りていました。

 そんな霜の景色をごらんください。
 まず初めはギシギシの葉。たぶんエゾノギシギシです。
 これは冬になってから生え始めた新しい葉です。
 雪の下でこのまま越冬するのか、これはまた枯れてしまって春にはまた新しい葉が生えるのか、よく分かりません。





*2017年12月7日撮影

 なにやらよく分かりませんが「草」です。
 手前の枯れた草はメヒシバかなあ、と思います。
 奥の大きな葉はヨシかもしれません。
 細い葉っぱだけが目立つイネ科の草などは、冬には区別がつかなくて、ようするに「草」になってしまいます。





*2017年12月7日撮影

 つる性の植物のように見える、このハート形の葉は、ヒメオドリコソウです。
 春の芽生えの姿と同じです。
 これもこのまま冬を越すのでしょうか。





*2017年12月7日撮影

 びっしりと茂っているこの草はハコベのようです。コハコベでしょう。
 茎の先端にはもう蕾をつけているようです。
 春になって雪の下からハコベの花を発見するのは嬉しいものですが、それはいまからこうして用意されている花なのでしょうか?
 どうやらこのまま越冬するという可能性が高いようです。





*2017年12月7日撮影

 最後は苔です。
 スギゴケの一種のように見えますがどうでしょうか。
 霜で化粧して、いちだんと美しい姿を現しました。

花筏

2017-04-27 23:08:20 | 風景

*2017年4月27日撮影

 会津の鶴ヶ城公園には花吹雪が舞っています。
 桜の花が盛大に散っていて、地面の上にも花びらの絨毯です。
 お城のお堀にも、たくさんの花びらが浮んでいて、花筏(はないかだ)という風情です。

 今日は水に浮かぶ花びらの情景をごらんください。





*2017年4月27日撮影

 こういう景色を楽しめるのもほんの一時。
 季節の移ろいはとても早くて、それだからこそ、こんな眺めをしっかり楽しみたいものと思います。





*2017年4月27日撮影

 こうしてびっしり浮んでいる花びらが、やがてすっかり消えて無くなるのは不思議です。
 いままであまり考えたこともなく、あたりまえのように思っていましたが、実際はどうなのでしょうか。
 流れてしまうのか、沈んでしまうのか、それともどなたかが処理しているのか。
 おそらくは、水の管理にもたくさんの人手がかかっているのではないかと想像します。





*2017年4月27日撮影

 さて、今日はおまけの写真があります。
 2013年にNHKが放映した大河ドラマ「八重の桜」を主演した綾瀬はるかさんが、同年12月に植樹した新種の桜「はるか」です。
 天守閣を間近に望む場所に植えられ、はるかさんのメッセージのプレートが建てられています。
 4年経って2mほどに成長し今年はたくさん花をつけました。大輪の八重の桜です。
 

お堀の雪景色

2017-02-03 22:33:27 | 風景

*2017年2月3日撮影

 1日夜から今日3日朝まで、雪が降り続きました。
 降ったり止んだりなのでそんなには積もらず、屋根に積もっている雪は今10cmくらいでしょうか。
 今日は節分、明日は立春ですが、雪景色に逆戻りです。

 会津の鶴ヶ城のお堀にも氷が張ってその上に雪が積もっていますが、毎年さまざまな雪景色を見せてくれます。
 一期一会という言葉がありますが、まさにその日その時だけの二度と現れない景色です。
 そんなお堀の雪景色あれこれをご紹介します。





*2017年2月3日撮影

 手前の黒っぽい部分は凍らないで水があるのだと思います。
 その上の白い部分は、氷の上にうっすらと雪が積もったようです。
 で、そこに樹木から落ちる雪がこんな模様を作っているわけです。





*2017年1月29日撮影

 これはすっかり凍ったお堀に、手前は雪のかたまり、奥は降った雪がうすく積もっている光景です。
 光の加減で微妙な色合いが。





*2017年1月29日撮影

 水と氷と雪がつくりだす、なかなか刺激的な風景です。
 右上の方に2羽のオオバンが泳いでいます。





*2017年1月29日撮影

 こういうへんな風景もときには出現します。
 水が流れ込んでいるので、手前真ん中は凍っていません。
 その周りを薄い氷が取り囲んで、その外側は厚い氷で雪が積もっているというわけです。
 青空が氷に映って、水には樹木が映って、不思議な写真になりました。





*2017年1月21日撮影

 雪がたくさん積もっていた頃の、なんとなくほっとする雪景色です。
 こういうふんわりした雪景色もいいものです。



湯川の雪景色

2017-01-20 22:03:27 | 風景

*2017年1月20日撮影

 今日もときおり青空の広がる、まずまずの天気でした。
 今日から大寒。そのせいか朝方はぐんと冷え込んで、樹木の葉や枝にちりちりと細かな氷がつきました。
 日が昇るとすぐに溶けてしまいましたが。

 昨年は雪景色を見ることができなかったので、今年の湯川の雪景色をごらんください。
 湯川というのは会津若松市の鶴ヶ城の南側を流れる川です。
 上流に会津東山温泉があり、昔は温泉が流れ込んで湯の川になったので「湯川(ゆがわ)」と名付けられたそうです。
 私の散歩コースです。

 雪の中の川岸にカルガモのカップルがいます。




*2017年1月18日撮影

 地面を雪がおおって、枯れたヨシがあちこちに立っています。
 雪景色ではありますが、昔と比べると雪は少ないと思います。
 温暖化なのでしょうか。





*2017年1月18日撮影

 雪が積もると風景が一変して、とても感動的です。
 とはいえ、生活するには雪はない方がありがたい。
 そういうジレンマを抱えながら、冬はやっぱり雪景色を眺められる程度の降雪がほしいものです。

 

雪の天守閣

2017-01-17 22:02:45 | 風景

*2017年1月17日撮影

 年が明けて10日までは雪のない穏やかな日々でしたが、11日から雪が降り始め、ほぼ一週間降り続けました。
 大雪です。
 今日はようやく青空が広がり、ほっと一安心の日になりました。
 いまのところ家の屋根などに積もった雪の厚さは50cmくらいと思います。
 数日晴れれば積もった雪もぐっと減るのでしょうが、こればかりはどうなることやら。

 そんなわけで、雪の積もった会津鶴ヶ城の天守閣を、ごらんください。ずいぶん久しぶりです。





*2016年1月17日撮影

 こんなふうにしっかり雪の積もった天守閣は、数年ぶりでしょうか。
 なかなか、ありそうでない風景なのです。
 青空をバックに、すがすがしい眺めです。





*2017年1月16日撮影

 これは昨日の写真です。
 曇り空に浮かぶ雪の天守閣。
 初めの写真と似たような印象ですが、違う角度からの写真です。
 しゃちほこが乗った屋根の見え方を比べてもらえれば、見ている場所が違うのを分かってもらえると思います。