故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あんずしそ巻

2021-08-12 06:49:33 | よもやま話

絵のタイトルは、「できるかな、できるとも」です。
多感な少年時代。
島を取り囲む海が、私の閉塞感を助長していました。
台風の前、江田島湾に見たこともない船が30数隻避難してきました。
この海は、世界に通じていると実感しました。


縦を横 嫌いが好きに ぽこペンだ

今日のタイトルは、「あんずしそ巻」です。
川中島古戦場の売店で買った「あんずしそ巻」はこれから食べます。
杏は、栃木県でたくさん作られていると聞いた。
杏も紫蘇も素朴な食品である。
群馬の有限会社杏林食品が製造されている。

故郷に帰って、何を植えるか二人で話している。
加工できるもの(圧搾、乾燥、粉砕、発酵)で、B級品も活用できるもの、猪が嫌いなものなど
候補をあげることができる。
私は、「絞る物」を植えたい。
オリーブ油、荏胡麻油、菜種油、ヒマワリ油、椿油、ゴマ油やミカンの皮油などである。
搾油器(手動、あるいはモーター付)を買いたい。
1Kgの乾燥原料から300gも採れれば上等である。
さっそく、ネットで調べたところ1KW以下の電動負荷で自動油圧搾機が10万円前後で売られている。
手動式は数万円である。

妻は、紅八朔、レモン、ミカン、杏、柿など植えたいと言う。
それぞれ2本の苗木を植えれば十分である。
カフェをやらないから、大量の野菜は必要なくなった。
芋類(ジャガイモ、里芋、さつまいも、くわい、沖縄のイモ類)も病虫害の心配が少ない。
芋類は猪の大好物である。やるなら彼らと知恵比べになるだろう。
千葉県では、猪に積極的に餌をやって、作物を荒らさないように工夫している話も聞いた。

海に囲まれた島である。
週に何回かは釣りができる。
多く釣れても捌く(売る、近所に配る)ことはできないので、
乾燥(一夜干しの冷凍品)して、友人に送る。
あるいは、海風で乾燥(粉砕も追加)して煮干しなどの調味料として使うこともできる。
昔は、貝も豊富に獲れたが、砂浜も侵食され獲れないらしい。

たまにパン、ピザ、お好み焼きを焼き、地域の人に配ることができればよい。
これまで、旬のいろんな野菜、果実や木の実を入れて焼いた。
どれもB級品を利用した。
売ることは考えていない。

絵を描き、小説も書けるだろう。
特に、広島にある郷土資料館に足を運び、郷土の歴史(特に戦前戦後)や人々の暮らしを学びたい。
ひょっとしたら、70歳で芥川賞も夢ではない。

「あんずしそ巻」のように、ひと工夫した食べ物を作れればよいと考えている。
東北で採れて西国には届かないもの、逆に西国で採れて東北には届かないものが多くある。
そんな食品や果物を双方に紹介したい。
量は必要ない。
わずか数箱の宅急便代で私達の交通費が出ればよいのである。
年に数回は、東北の友人たちと、また東京の友人たちと交流したい。
東北でゴルフをし、広島で釣りができるよう健康と体力を維持したい。
船舶免許も10万円前後で取得できるようなのでチャレンジしたい。
中古船舶は溢れており、繋留代金も年に数万円とリーズナブルである。

私達は、さらに忙しくなるだろう。
エンジニアリング、カフェ、耕作放棄地や空き家の再生、地域活性活動すべてが生きる。
これまでも困難を楽しいことに変換できた。
きっと、できるだろう。

2021年8月12日

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