故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

親の理由、子の都合

2022-12-19 05:05:06 | よもやま話

絵のタイトルは、「想いの丈」です。
苦しい胸の内をあの人に伝えたい。
言わぬが花と決めました。


馬鹿を出せ 親もそうだが 子もいつか

上の者が、「良かれ」と思い、何かを言ったりしたりする。
下の者には、「またか」と疎んじられる。

母が、「勉強しなさい」と子供を叱る。
子供は、「今からやろうと思っていたのに」と反発する。

今日のタイトルは、「親の理由、子の都合」です。
空き家を片づけていると、「よくもまあ、こんなに溜め込んだもんだ」と思う。
いつか片付けようと親は思う。
身体が動かなくなり、片付けられないまま逝ってしまう。
子供は、仕方なく片づける。

私は、横浜の家に残した負の遺産を片づけようと、子供に相談する。
子供は、「ありがたい話」だが、自分たちの暮らしのペースを守りたい。
勝手に出た親だが、時々帰ってくるのは嬉しい。
だけど頻繁に来られるのは、鬱陶しい。

体力的にも経済的にも、ここ数年が限界ではないかと予想している。
遠距離を車で出かけ、仕事をする。
子供には、親の理由は伝わらない。
私は、無理強いしないことにした。
やる気なら今までにもできたはずです。
しなかったのは、親の理由(言い訳)です。
子供達に都合があるなら、時期が熟す(子供から要請)まで待つことにしました。

枇杷を切って欲しい。
草を刈って欲しい。
家の中のガラクタを捨てたい。
山の畑の雑木を切らねばならない。
田舎でも、お願いされることは多い。
それをこなすことも立派な地域への貢献です。
私の親世代への恩返しです。

2022年12月19日
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