「何を包もうか」(絵のタイトル)
「誰にあげようか」でいいんじゃない。
美しい しわと薄毛も 年輪に
コロナワクチン(モデルナ製)を昨日接種しました。
昨日はなんでもなかったんですが、
今日になって体がだるく微熱(普段より1.5℃アップ)があります。
どこにも出かけず、大人しくしています。
今日のタイトルは、「空き家」です。
これまで関わってきた空き家は、川崎で一軒、東北で2軒、島で2軒です。
10年間で合計5軒の空き家に関わってきました。
川崎では、解体し地主に返しました。
東北では、住むためまたカフェをやるために片づけ修繕することにしました。
島では、まんまの空き家を購入し、修繕をしたのち住居としました。
もう一軒は、実家です。
住まなくなって1年です。
庭の剪定や耕作放棄地の草刈をしています。
来年から、やっと内部やユーティリティーの点検・修理になります。
どの空き家も、住んでいた人が「死んだまんま」で避難したり、残したものです。
都会では、不動産業者が介入し、貸したい(売りたい)人が片づけきれいにします。
田舎では、個人契約が基本で、借りたい(買いたい)人が片づけ、修繕し住みやすくします。
田舎では、さらに耕作放棄地がセットになることが多いようです。
日本では、空き家は個人の持ち物で、地域も政治も介入しにくい状況です。
外国では、空き家も国の資産として考え、活用するために地域と政治が問題を解決します。
空き家は、住むか活用すれば、それなりに復活します。
最初の難関が、死んだまんま、いつか片付けようの残置物の整理とゴミ出しです。
次が修繕です。
柱組がしっかりしていれば、内装だけで済みます。
業者に頼むと、一財産を使うことになります。
その後の活用が見通せない場合は、二の足を踏むことになります。
田舎の場合は、放置すると縁者に連絡が入り、何とかしろと言われます。
また、迷惑をかけるのが恥ずかしいと思う人も少なくありません。
会社員時代にした仕事は、自分の働きの評価がとても曖昧でした。
給料分の仕事をしたのか、それ以上(それ以下も)だったのか判然としませんでした。
空き家や耕作放棄地に関わる仕事は、実に明快でやった分だけ変化を感じることが出来ます。
そこが、これまで感じられなかった面白味でしょう。
どの物件もボランティアや自分たちのために関わってきました。
積極的な分、「なぜ俺が」と感じることも少ない。
会社時代に、プロジェクトに関わってきました。
目的の計画、道具の選定、やりかた、進め方、スケジュールと経費管理をしてきました。
空き家と耕作放棄地の再生に大いに活きています。
労働力は、妻と二人ですからチームワークも喧嘩しながら取れています。
都会の空き家は、犯罪(不法滞在、放火など)の温床になります。
田舎の空き家は、害獣(猪や狸、蜂や虫)たちの棲み処となります。
職住接近が彼らにも好都合で、次から次に侵食されていきます。
昔からこうだった。
これだけが楽しみです。
時々は、お礼のビールを楽しんでいます。
2022年12月18日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます