故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

そうして今日が来た

2017-04-03 06:36:19 | プロジェクトエンジニアー

あなたは、どれだけ誇れることをしてきましたか。
ふと、考えてしまう。
年月だけが過ぎて行きました。


きょうのタイトルは、「そうして今日が来た」です。
このタイトルに挑戦するのは、いろんな意味で簡単ではありません。

妻が亡くなった時、先生(医師)が予告された通りの日になった。
と感じました。「そうして今日が来た」とも感じました。
息子たちは、「頑張れ」と叫んでいた。
「お母さんは、もう一杯頑張ったよ」と慰めました。

地域おこしに応募した時、「地域おこしが終了したあとこの地域に移住しますか」と
踏み絵のように面接官に問われました。
「はい」と嘘の返事をしました。
地域おこしの方が、反応しない読者を切るような踏み絵をするようです。
「そうして今日が来た」ような気分です。
他にすることが、いっぱいあるでしょう。

夏休みの最後の日、宿題が終わっていないと常に思いました。
来年こそは、と毎年思い続けました。
「そうして今日が来た」なのです。

「そうして今日が来た」
いつかはくることなのです。
皆さん、後悔されますか。
他になかった。と開き直られますか。

毎日、「そうして今日が来た」と延命されているような気分です。
今の私の気分は違います。
やり抜いた。
工事が終了して検査の前日、現場のゴミを拾って歩くような気分です。
カフェを貸してくれた家主が、お客さんに危害を加えてはならないと、
朽ちた倉庫の今にもはがれそうなトタン屋根を取り去ってくれました。
地域おこしは、こんなことなのです。

「そうして今日が来た」
もうすぐカフェの開店日です。
娘の結婚式のメッセージに書いた、
結婚がゴールじゃない、始まりだよ。というメッセージ。
今の私にも送りたい。

鏡さん 私はきれい 問う椿

2017年4月3日
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