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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

手紙

2018-05-11 06:04:08 | プロジェクトエンジニアー

お兄ちゃん、弟よ
アスファルトに咲いたあざみです。
けなげにも生き抜いています。


今日のタイトルは、「手紙」です。
意外や、このタイトルで書いたことがありませんでした。
私の場合、「手紙」というのは絵手紙となるようです。

ある病院から、本文のないつまり「どうしてほしいか」を
書いてない手紙が届きました。
手紙を送った事務員の方から、
事前に電話をもらっていたから判らぬこともない。
しかし、釈然としない不愉快さが残りました。

手紙を書かなくなって、かなり経つことに気づきました。
手紙の場合、時候のあいさつで始まり、相手を思いやる文末で終わります。
どうやら、このことが苦手となっているのです。
いきなり本題に入るようなこの頃です。

インターネットでやり取りする場合、手短に必要事項だけを書き込みます。
俺は伝えたぞ。あとはよろしく。
的な文章です。
ご丁寧に、「CC:」で、関係者にも証拠として発信する。
宛先が隣に座る人でも、メールで送る。
恋人同士が、携帯電話をいじりながらネットを通じて会話をしている。

感情表現に、絵文字を使う。
全部賛成でもないけど、いいよの返事を発信する。
それは、読んだよの意味にもとれる。

そんなに忙しい訳でもないのに、手紙を書かない。
しかし、洪水のようにメールは届く。
親切心の押しつけのごとく。
届いたメールの仕分けをして、本当に読みたいメールだけを読む。
こんな毎日です。

便利になった分、時間の無駄遣いが発生する。
セールスメールと投函される宣伝ビラの処理に毎日時間が使われる。
おまけに、セールス電話が追い打ちをかける。
電話で、ネットで商売をする。
対面の商売なんて効率が悪い。
そんなことでしょうか。

落ち着いて、文章を書くような時間がとれない。
確かに、誰かに話しかけられ、
テレビがくぎ付けになるような情報を流し続ける毎日です。
多くの情報を忘れてしまわないと生きていけない。
ついでに、大事な情報も流れてしまう。

多くの人が忖度(そんたく)を批判するけど、
誰もが知らずにそれを強要しているような感じです。
知らずに、「良きにはからえ」と言ってるようなものです。

私は、手紙を書くようにしようと思い直しました。
かまやつひろしの歌にあるように、
暑中見舞いが「返ってきたのは秋だった」でも良いのです。
私は、大事な手紙を書けずにいます。
ちゃんとした手紙を書きましょう。
今からでも遅くはないのです。

開けるまで わくわく抑え 封をきる

2018年5月11日
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