故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

仕事をやめないで介護する

2016-01-14 07:55:52 | よもやま話
  
友人のお父さんが要介護4(後に5)の認定を受けました。
長年介護していたお母さんが要介護2の認定を同時に受けました。
ある日、二人ともそれぞれ別の病院に入院されました。

友人は、超多忙な仕事人です。
ケアマネージャーに相談するよう勧めました。
なんと良いシステムかと感心していました。
ケアマネージャーに親切に相談に乗ってもらったようでした。
お父さんは病院に入院されたままです。低空飛行のままらしい。

お母さんは退院されて、自宅療養です。
昼は、配達される特別な弁当で済まされているみたいです。
友人は、今でも仕事を休むことなくばりばりと仕事をしています。

私は、義兄(亡くなったかみさんのお兄さん)の後見人(法的ではない)をしています。
義兄は、糖尿病です。週三回透析を受けています。自分で通院できます。
独身の義兄は、身の回りのこと特に料理ができません。
ケアマネージャー、病院、ヘルパー、市役所の方といろいろ相談して、
自宅に住みながら、治療を続けることができるようになりました。
お金を管理する後見人が必須条件ということで協力体制が出来たのです。

自活していた頃は、入院と退院の繰り返しでした。
料理ができないため、コンビニなどで買ったもので生きていました。
ある日、別人のごとく膨れ上がって、救急車で運ばれるを繰り返していたのです。
私が義兄のお金を管理し始めてから、義兄の病状は安定しました。
毎週、糖尿病に適切な食材を買って届けています。
義兄に毎週会うようにしています。
健康であることの確認と暮らしぶり(困ったことはないか)を確認します。
合間に、庭の手入れや不具合箇所(エアコン修理、屋根壁の修理、テレビアンテナの手直し等々)の
修繕の手助けをしています。

私も仕事をしながら義兄の手助けをしているのです。
ケアマネージャー、ヘルパー、病院の協力がなければ到底出来ないことです。
糖尿病の義兄は、いつもお腹空かしです。
皆で、ジュースなど自動販売機で買わないように見守っています。
病院では、看護婦さんに食べすぎないように注意されています。
注意される義兄も注意する看護婦さんも笑顔です。

手助けする人は、仕事を続けなければなりません。
仕事をして収入があるから手助けできるのです。
ケアマネージャーのシステムに友人も私も大いに助けて頂いてます。
このシステムが維持されているのもすべて税金で賄われています。
介護の協力をしているのは、回り役と思っているからです。
いつか私も誰かに助けていただくからです。
人生の終わりには、平均7年間は誰かの世話になるのです。
生きている間は、誰しも笑顔が多い生活をしたいのです。

今日は、皆さん(ケアマネ、ヘルパー、病院、本人、末娘)に集まっていただきます。
私が、地方に行く予定だからです。私がやってきたことの役割分担を話し合います。
お金の管理が重点的に話し合われる予定です。
本当は義兄が管理するのが一番なのです。
しかし、自由に使うことができるお金があると、義兄は体調を崩すのです。
協力体制の皆さんの共通認識です。

さあ、行ってきましょう。

2016年1月14日

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