故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あんたがたどこさ(Part6)

2023-12-17 05:58:02 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「あんた誰、私ね」です。
訊かれても答えようがない。
浮き草人生に、終生つきまとう疑問です。


秋風が 沁みる汗かき 影となる

今日のタイトルは、「あんたがたどこさ(Part6)」です。
「あんたがたどこさ」と多くの記事を書いてきました。
感じるのは、人それぞれです。
興味のある方は、記事にハイライトが付いています。押してください、記事が読めます。

今回の「あんたがたどこさ」は、一昨日ゴルフコンペに出た時の感想です。
メンバーの4人は、すべて初対面でした。
大たたきをしましたが、実に楽しかった。
探るような腕自慢です。
なんのことはない。
1ホール目の最初の一打で、その人の技量がわかり、真摯に向き合う熱が伝わります。
あとは、一期一会を楽しむだけです。
昼食時間も含め、5時間も一緒にいるわけですから、およその人格と越し方が透けて見える。
広島から千葉まで2泊三日のお気楽旅でした。
ゴルフが終われば、少なくなった友と大酒を飲みました。
恥ずかしいことは何もない。
やらかした馬鹿の場数分のオンパレードでした。
寿司屋のママも笑いころげて、どこまでが本当で何が嘘か知らぬまま、ああすっきりした。

リストラされずに勤め上げたらの恐怖を話しました。
入社から退職まで、お世話になった人事通りに出世した。
出世の道筋と序列は、退職後も続く。
かつての上司が招集をかけると、瞬時にかつての部下が集まる。
家の修理も業者の手配もすぐに終わる。
中には、上司の娘との閨閥も出て、やれやれということでした。

転職することで、否応なく場数が増えました。
おかげで、管理職にもなれず、生涯現役でした。
常に真剣勝負の、菅笠集団を引っ張る渡世人暮らしとなりました。

次も呼んでもらえるか。
電車の乗り換えごとに、階段を使い。
足腰を鍛えねばと思うばかりでした。

2023年12月17日
(あとがき)
リストラされて喜ぶ馬鹿は少ない。
私は、馬鹿の一人です。
(筆者)

2020年6月14日投稿記事、「あんたがたどこさ(Part5)」では、
「あんたがたどこさ」は、案外自分の中の理想像かもしれない。
決してユートピアではない。むんむんと息吹を感じる生きざまなのだと感じています。
自分らしく生きようとすれば、そして生かせてくれれば、どこもかしこも故郷なのです。
(記事より抜粋)

2018年6月14日投稿記事、「あんたがたどこさ(Part4)」では、
この地に来て、会った方はたくさんいます。
第一印象でこんな人かなと、すぐに括るのが私の癖です。
プロジェクトエンジニアーの性のようなものです。
実は、こうなんだと、地域の方から教えていただく。
私の印象ファイルの写真の人に影が出来、動き始めます。
(記事より抜粋)

2018年2月22日投稿記事、「あんたがたどこさ(Part3)」では、
「あんたがたどこさ」の集団は、ただただ走り抜けるだけ。
笑顔は、事をなして後に見せるものと決めています。
真っ白から透明になる。
そして消えていく。
人々から忘れ去られて行く。

置き去りにされた人々は、何かが変化したことさえ気づかない。
昔からこうだったと思うしかない鮮やかな仕事ぶりです。
(記事より抜粋)

2017年10月10日投稿記事、「あんたがたどこさ(Part2)」では、
初めて行った後楽園の場外馬券売り場。
「よっ、久しぶり」と後ろから肩をたたかれました。
振り返ったら、懐かしい顔がありました。
その男に似ているが、ちょっと違う。
よもやま話のあと、「馬主を知っている」と10万円馬券の束を見せられました。
給料袋ごと預けるまで時間はかかりませんでした。
(記事より抜粋)

2014年11月12日投稿記事、「あんがたどこさ」では、
学生寮から、ちゃんちゃんこを着た若い男たちが出てきます。
皆さん、一応学生でこれから授業に行かれます。
東京に出たくて、国立一期校に入りたくても、夢が破れた面々です。
地方からの出身者で溢れていました。
(記事より抜粋)

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