
写真のタイトルは、「牛蒡を食らおうか」です。
今日のタイトルは、「穴掘り」です。
今年は何を植えようかと、20種類くらいの種を買いました。
牛蒡の担当が、私になりました。
我が家の牛蒡は、20cmから先は2股に分かれます。
これを解消するために、畑に1mの穴を掘ることにしました。
瀬戸内の島々は、花崗岩でできています。
永年の風化で、真砂土と呼ばれる砂が覆っています。
植物が真砂土に生え、落ち葉や木が腐り黒い表土(20cm)を作っています。
谷筋に山津波が起こり石が集まっています。
この真砂土は、締まって石のように固い。
電気柵用の杭(プラスチック製)を打ち込みましたら、抜けなくなるほどです。
先人たちは、石を掘っては石垣を築きました。
萱を敷き、落ち葉を入れて畑にしました。
畑の山のほうは黒土が少なく、海のほうになるほど厚くなります。
石垣が蓄熱し、虫や小動物が柔らかい黒土に棲みつきます。
猪が石垣近くを掘り崩しそれらの生き物を捕食します。
畑の上のほうの固い真砂土を掘ってくれるとよいのですがね。
田んぼは、60cmほど真砂土を掘り、石を取り去り、底に粘土を敷いています。
上の棚田から下の棚田へ水を有効活用するため、しの竹(雌竹)で暗渠にします。
試しに掘ったのが、写真の穴です。
長くて柔らかい牛蒡が食べたいと2日間かけて掘りました。
石には目があり、矢じりを打ち込み割ります。
これが、面白くて続けてしまいました。
先人に倣い、木切れや萱を敷きその上に落ち葉を入れます。
水瓶になる(土砂崩れを誘発)かもしれないので、
暗渠とパイプも入れることにしました。
美味しいものを食べたいので、苦労は厭いません。
夜には、必ずサロンパスを貼ることになります。
翌日は、怠(だる)くて何もする気になりません。
「時間持ち」にはうってつけの遊びです。
2025年3月25日
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