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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

穴掘り

2025-03-25 05:06:23 | よもやま話

写真のタイトルは、「牛蒡を食らおうか」です。


今日のタイトルは、「穴掘り」です。
今年は何を植えようかと、20種類くらいの種を買いました。
牛蒡の担当が、私になりました。
我が家の牛蒡は、20cmから先は2股に分かれます。
これを解消するために、畑に1mの穴を掘ることにしました。

瀬戸内の島々は、花崗岩でできています。
永年の風化で、真砂土と呼ばれる砂が覆っています。
植物が真砂土に生え、落ち葉や木が腐り黒い表土(20cm)を作っています。
谷筋に山津波が起こり石が集まっています。
この真砂土は、締まって石のように固い。
電気柵用の杭(プラスチック製)を打ち込みましたら、抜けなくなるほどです。

先人たちは、石を掘っては石垣を築きました。
萱を敷き、落ち葉を入れて畑にしました。
畑の山のほうは黒土が少なく、海のほうになるほど厚くなります。
石垣が蓄熱し、虫や小動物が柔らかい黒土に棲みつきます。
猪が石垣近くを掘り崩しそれらの生き物を捕食します。
畑の上のほうの固い真砂土を掘ってくれるとよいのですがね。

田んぼは、60cmほど真砂土を掘り、石を取り去り、底に粘土を敷いています。
上の棚田から下の棚田へ水を有効活用するため、しの竹(雌竹)で暗渠にします。

試しに掘ったのが、写真の穴です。
長くて柔らかい牛蒡が食べたいと2日間かけて掘りました。
石には目があり、矢じりを打ち込み割ります。
これが、面白くて続けてしまいました。
先人に倣い、木切れや萱を敷きその上に落ち葉を入れます。
水瓶になる(土砂崩れを誘発)かもしれないので、
暗渠とパイプも入れることにしました。

美味しいものを食べたいので、苦労は厭いません。
夜には、必ずサロンパスを貼ることになります。
翌日は、怠(だる)くて何もする気になりません。
「時間持ち」にはうってつけの遊びです。

2025年3月25日
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