故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

川底の掃除(Part3)

2024-07-01 05:46:47 | よもやま話

写真のタイトルは、「里山の川底掃除」です。


今日のタイトルは、「川底掃除(Part3)」です。

7月1日未明、雨しずくが落ちる音がしました。
窓から、明るくなってきた庭と裏を見ました。
妻が起きてきました。
奥の間の天井に雨漏りがあると、音を聞きに行きました。
特定できました。
雨が止んだら、屋根を点検しに登ってくれるとお願いされました。
雨が上がって、乾いたら(瓦のずれ防止)屋根にあがり点検します。

里山の小さな川です。
川底の掃除をした下流です。
泥が溜まり、草が生えた上流です。
川岸にあげた腐葉土です。
猪が、ミミズを探して一部を川に落としました。
残りをコンテナに入れ、畑に作った腐葉土用置き場(トタン板で囲い)に持ち込みました。

今朝から、線状降水帯が広島市を通過しています。
10Km離れたこの島でも、30mm/時程度は降っているようです。
10年前、流通センターを建設しました。
30mm/時で、排水溝が溢れました。
東京都下の台地でしたが、大雨に弱かった。

川に流れるのは砂や腐葉土です。
小さな砂と泥が混じり、小石を流し、勢いを増し岩を流す。
土砂崩れが起こり、行き場を失ったものが川に流れる。
流木などが遮り、瞬く間に壁となり、川は溢れてしまいます。
稲刈りのコンバインが刻んだ藁が、欄干に土壁を作る。
行き場を失った水流が、田畑を満たし、舗装道路を陥没させ、床上まで水が溜まります。
東北の水害は一級河川が溢れて、一晩で村が埋没し、線路の土砂が流出しました。

島の川は、海への入り口の橋の下が塞がれています。
高速艇と漁船が作る波が、蠣の殻と砂で壁を作ります。
行政が点検し、川底の土砂を取り去ります。
だけど、河口の近くに盛り上げ、数か月で平らになり元の木阿弥です。

東北で、何日も雌竹の林に籠る私を、妻は変人と思いました。
1か月かかって、耕作放棄地の数千本の竹を切り終わりました。
お金をいただいて、こんな楽しいことをさせてもらえるなんて、ずっと続けようと思いました。
駐車場の2mばかりに伸びた茗荷を切りました。
半年後、ジャングルに蔵カフェが現れました。
手伝わせてやるかと、近所の人に助けをお願いしました。

インフラ整備は、カッパを着た物言わぬ集団の仕事です。
これからの子供の笑顔が励みです。

2024年7月1日
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