今日のタイトルは、「雑木伐り7日目」です。
ダ・ビンチ・コードを図書館に返した。
島に嫁に来て30年、図書館で働く女性と話した。
第二次世界大戦前の島を書いた小説「さなさん」を読んでいただいた。
挿絵が気に入っていると聞いていたので、絵手紙(似顔絵)集を持参した。
似顔絵も面白いと言ってくれた。
江田島市立能美図書館が2005年に創刊した「小鳥」を見せてくれた。
ぜひ、応募して欲しいと勧められた。
借りた創刊号を読んだ。
島に縁が深い鈴木三重吉にあやかって、「小鳥」という名前の創刊号でした。
巻末に編集後記を書かれていた能美図書館館長の言葉を読んだ。
彼は、妻の友人の旦那様で、今年初めに亡くなられた。
童謡・童話を中心に編集されていた。
島の生活に縁がある話が多く、レベルが高いのに驚いた。
この企画を始めた館長と生前にお会いしたかった。
図書館を出て、実家のある部落に向かった。
雑木伐りに取り掛かって、7日目となる。
田んぼ二段の雑木を伐った。
その下の段の雑木を伐り始めた。
直径5cmの野ばらの茎伐りに苦戦した。
野ばらは、葛と共に雑木に寄りかかりながら、7mまで伸びていた。
両手持ちの剪定鋏で切ったり、チェーソーでたたいたりした。
葛の直径も5cmを越えており、かずら橋としては無理でも、何かに使えそうである。
あと3日もやれば、残り5段の雑木を伐り終えるだろう。
切った雑木の整理は、春にする。
猪除けの柵にし、一休みできる椅子を作る。
図書館の女性に、ソフトで地域おこしをすると宣言した。
文章を書き、絵を描き、耕作放棄地の木を伐り草を刈る。
誰かが刺激を受けて、出来ることを始める。
昔からこうだったと、皆が村自慢をする。
長い道のりだけど、毎日が苦しくて楽しい。
やめられない。
2023年2月21日