故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雑木伐り7日目

2023-02-21 05:31:12 | よもやま話

今日のタイトルは、「雑木伐り7日目」です。
ダ・ビンチ・コードを図書館に返した。
島に嫁に来て30年、図書館で働く女性と話した。
第二次世界大戦前の島を書いた小説「さなさん」を読んでいただいた。
挿絵が気に入っていると聞いていたので、絵手紙(似顔絵)集を持参した。
似顔絵も面白いと言ってくれた。
江田島市立能美図書館が2005年に創刊した「小鳥」を見せてくれた。
ぜひ、応募して欲しいと勧められた。

借りた創刊号を読んだ。
島に縁が深い鈴木三重吉にあやかって、「小鳥」という名前の創刊号でした。
巻末に編集後記を書かれていた能美図書館館長の言葉を読んだ。
彼は、妻の友人の旦那様で、今年初めに亡くなられた。
童謡・童話を中心に編集されていた。
島の生活に縁がある話が多く、レベルが高いのに驚いた。
この企画を始めた館長と生前にお会いしたかった。

図書館を出て、実家のある部落に向かった。
雑木伐りに取り掛かって、7日目となる。
田んぼ二段の雑木を伐った。
その下の段の雑木を伐り始めた。
直径5cmの野ばらの茎伐りに苦戦した。
野ばらは、葛と共に雑木に寄りかかりながら、7mまで伸びていた。
両手持ちの剪定鋏で切ったり、チェーソーでたたいたりした。
葛の直径も5cmを越えており、かずら橋としては無理でも、何かに使えそうである。
あと3日もやれば、残り5段の雑木を伐り終えるだろう。
切った雑木の整理は、春にする。
猪除けの柵にし、一休みできる椅子を作る。

図書館の女性に、ソフトで地域おこしをすると宣言した。
文章を書き、絵を描き、耕作放棄地の木を伐り草を刈る。
誰かが刺激を受けて、出来ることを始める。
昔からこうだったと、皆が村自慢をする。
長い道のりだけど、毎日が苦しくて楽しい。
やめられない。

2023年2月21日
コメント
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