故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

果報は寝て待て

2022-12-24 07:06:43 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、''Santa Summit''です。
世界中の子供に贈るプレゼントを話し合っています。
小樽駅構内に飾られていたガラス細工です。
「今度は誰を」と話し合う閻魔大王Sammitでないことを祈る。


ユーミンの「12月の雨」の一番の歌詞です。

「雨音に気づいて 遅く起きた朝は
まだベッドの中で 半分眠りたい
ストーブをつけたら くもったガラス窓
手のひらでこすると ぼんやり冬景色
今にもあなたが 白い息をはき
通りをわたって この部屋に来る気がして
時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる」
(歌詞を抜粋)

今日のタイトルは、「果報は寝て待て」です。
良いことは、これから。
辛かったことは、もう昔の話。
そんなことを想像させる歌詞です。
物憂げでも、力が四肢にみなぎっている。
裸の腕を伸ばして、のびやかに背伸びをすればわかる。
朝のぬくぬくの様子を歌っています。
起きなくてもいいんだよ。
だって、外は12月の雨ですから。

寒い朝、一人でコーヒーをすする。
煙草をくゆらす。
一目散にやりたいことを済ませた後、私の休息です。
そのまま起き上がれないんじゃないかと、脳のどこかで不安になる。
若い時のように、「果報は寝て待て」とはいかない。

あなた、ご飯が出来ましたよ。
夢のなかのこと。
どちらかが頑張らなければ、物語は進まない。
予定は未定の暮らしです。
時は残酷です。
74分で炊きあがるお釜のスイッチを入れました。
歩いて帰ってくると、12分が過ぎ、その分歳をとってしまった。
時間だけは無尽蔵にあると思い込んでいた若い頃とは違います。

時を追いかける。
果報は寝ていたら逃げてしまう。
しがみつくように生きています。
そんなことで、よいのかな。

2022年12月24日
コメント
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