故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

前へ進め、後ろを振り返れ

2022-12-26 18:40:49 | よもやま話

たまに出会う顔です。
絵のタイトルは、「無言で語る女」です。

「たまには、酒でも」(絵のタイトル)と、ご機嫌伺です。

絵のタイトルは、「またねお元気で」です。
こんなこともあります。


苦虫を 噛み潰したら とろけたぜ

70年も人間をやってると、生き方が大いに違います。
違って当たり前です。
知ってる女性は、小学校の教師でした。
毎日、同じ顔触れの子たちに全教科を教えます。
来年も同じクラスを受け持ちます。
子供達の成長に併せて、自分も強く賢くなります。
「前へ前へ」の女性です。
働く女性は、いろんな役目を同時にしかも短時間にこなします。
後ろを振り返ってる余裕などありません。

今日のタイトルは、「前へ進め、後ろを振り返れ」です。
私は、プロジェクトエンジニアーでした。
隠すKnow-howはありませんでした。
受注したプロジェクトで、知識を使い果たした後はもぬけの殻状態です。
同じようなプロジェクトを次に受注するとしても、5年後か10年後です。
考え抜いた秘蔵の知恵も、まったく陳腐になってしまいます。
だから、Know-howを隠さない。

どうしてうまく行かなかった。
反省の日々でした。
つまり、「後ろばかり振り返って」いました。
まったく違う顧客と次のプロジェクトに取り掛かります。
また、新しい知識を詰め込みました。
そして、使い果たしました。
応用の効かない仕事です。

受注のために、工夫を凝らします。
失注し、工夫を受注業者に使われることもありました。
プロジェクト3案件に一つは受注しないと見積もり倒れでした。
機械の営業職をやった時は、20の見積もりをして、一つの受注(5%)でした。
失注した案件を活かさない手はない。
つまり、「後ろを振り返る」でした。
作るものは違っても、経営者の悩みは似ています。
営業段階で断るか、顧客に提案して見積もり事項(特命)を作っていただきました。

生きざまは、少し話せばすぐ分かります。
70年の時は長いのです。
「前へ前へ」と「後ろへ後ろへ」が混ざり合うことありません。
互いを尊敬しないと生きてはいけません。
まず、染みついた生きざまを振りかざすことをやめることです。
次に、こんな生き方もあるんだと、楽しむことです。

知ってる女性が再婚した妻でした。
事あるごとにぶつかり合います。
出会ってしまったんだから、付き合いを大事にしようと心に決めています。

2022年12月26日
コメント
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