故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雨上がり

2018-09-27 07:11:50 | よもやま話

水無月人恋し。絵のタイトルです。


雨の音で目が覚めました。
軒をたたく優しい音でした。
パラパラでもない、バシャバシャでもない。
衣擦れのような音でした。

雨上がりはくっきりと景色が見えます。
草が生えています。緑が濃く、健気に見えます。
必要な野菜だけとはいかないのです。
枯れる前に、今年最後の草刈りをしよう。

子供の頃、雨上がりに板塀から湯気が上がるのを眺めていました。
これで、外で遊べると思ったのでしょう。
一雨ごとに気温が下がっていくようです。
北海道の峠を越える時、雪と紅葉を同時に見ました。
革靴にしみ込む融ける雪に難儀をしたものでした。

秋です。
秋の雨は静かで哀しい。
ユーミンの「12月の雨」の雪まではもう少しあります。
何をして遊ぼうか。
思いつかない年齢になってしまいました。

雨音に 待ち人気配 襟を立て

2018年9月27日
コメント
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