故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

空き家事情

2018-09-24 09:47:16 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「めんそーれ」
片付けに行った私達は、
亡くなった義兄にも近所の人たちにも、
「めんそーれ」と迎えられたような気持ちになりました。
あとは任せてください。


東北道を南下しました。
佐野サービスエリアの前で大渋滞にはまりました。
動かぬ車列にギブアップしたのは、私ではなく愛車でした。
サービエリアのガソリンスタンドで紹介していただいた車の修理工場に行きました。
アイドリング時にラジエーターの冷却ファンが回っていないと指摘されました。
地域で車の板金工場を営む友人に電話で相談しました。
それは、ラジエーターの温度センサーが悪いかもしれない。
覚悟を決めて、ひたすら走ることにしました。
走れば、ラジエーターは空冷される。
首都高を80Km/時で走り抜け、帰路は国道4号線を使いました。
いつでも路側帯でラジエーターが冷めるまで待つ覚悟でした。

今日のタイトルは、「空き家事情」です。
見事なゴミ屋敷でした。
半年以上空けて、締め切りでした。
歩く部屋のカビ取りから始めました。
6LDKの大きなうちでも、使っているのはわずか1Kのみでした。
あとの部屋は、「とりあえず」と置いた保管スペースでした。
それが、70年。

空き家の片づけは、近所へのあいさつからでした。
不審者のようなものが、亡くなった人の家に入り込んでいる。
9割以上は捨てる物と思えました。
捨てる手順を考えて、市役所の環境センターに相談に行きました。
衣類(無料)と粗大ごみ(有料)は、環境センターへ持ち込めることになりました。
普通ごみは、指定日に多めに出しても良いと、収集係に電話でOKをいただきました。
試しに30個(45リットル袋、剪定した木々)ほど出しました。
本当に持って行ってくれました。
100個くらいの普通ごみなら、収集車を1台仕立ててくれる。
相談してみるものです。
家電(有料)は電気業者へ、箪笥などは古物商へ相談することにしました。
使えるものは、持ち帰ります。

めったに長期滞在はできない。
都会でしかできないことをしました。
そんなにあるものでもありません。
デパートに行き、帽子と商品券(お返し)を買いました。
映画を観て、イタリアレストランでピザとパスタの味見をしました。
この際と、子供達のサポートをもらいながらスマホに切り替えました。
菩提寺で義兄の納骨を済ませ、和尚に墓守継続の相談をし、
司法書士と相続の手続きを進めました。

合間に片づけをしました。
2泊3日の繰り返しを5度ほど続けると片付くと推測できました。
思い出の品々が気がかりでしたが、わずかな量でした。
あっけない。
これが生きた証かと思えるほどでした。

彼岸花 年に二回は 思い出す

2018年9月24日
コメント
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