何とも眠いのです。
夏の疲れが溜まっているのでしょう。
2時ごろ起きだしてブログを書いたり、手紙を綴ったりしていました。
それが楽しみの一つでした。
ここ数週間、朝までぐずぐずと寝てしまうのです。
むにゃむにゃしていますが、どんと起きだしました。
それで、「むにゃむにゃどん」と言う気分なのです。
私達の年代は、コンピューター音痴とでも言いましょうか、つまり苦手です。かなりの友人にブログのアドレスを伝えました。苦手なコンピューターを操作してまでブログを開こうとしないのです。もうその時点で興味がそがれてくるのです。そういう私も、写真を印刷する時など少しトラブルとあきらめようとします。誰かの手助けが必要です。
「いくちゃん」と呼ぶ女性がいます。80歳になられました。亡くなったかみさんとの仲人さんです。約40年前山歩きを盛んにしていた頃、一夜の宿をお願いした古刹の寺の奥さんです。大学の学生証をご老公の差し出す印籠のごとく見せて泊めてもらいました。息子さんの友人が、たまたま私と同じ大学に行かれていて優秀だったのが幸いしました。
「初めに、お風呂に入ってくれる。」が最初の言葉でした。私は、山を這いずり回って2週間お風呂に入っていませんでした。
その郁ちゃんは、達筆で手紙も得意でした。この頃は、手紙を書くのも億劫のようです。身内への発信手段である電話メールも短いものです。
むにゃむにゃしていられない気持ちになりました。
私は何かを発信することが、まだできます。郁ちゃんのためにも書かなければと思いました。なにしろ自分のためにも。誰からもブログのコメントはありません。埋もれたままのブログです。だからと言って、寂しくはありません。吉村昭のように冷徹に文章を書き進めることもかないませんが、ひたすら思いを紙に残すことは同じようにできます。開高健のようにエンタテイメント性もエネルギッシュな文章も期待できませんが、真似事くらいは出来るのです。
一夜のむにゃむにゃどんでした。
2014年8月29日