楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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思い出のアルバム5ーポーランドを旅して1

2021年06月05日 03時11分00秒 | つれづれなるままに考えること


(ポーランドの夜明け)


2000年10月の旅)


あるホーム・ページを訪ねたところ、
ショパンのピアノ曲が添付してあり、
その美しさに聞きほれて次のように書き込みました。

「今夏、映画(戦場のピアニスト)を見て、
さらにChopin(ショパンと読む)が好きになりました。
そこでポーランド大使館を訪ね、
ポーランドはどんな国か、調べる資料を探しに行きました。

話しをするうちに、ショパンのピアノ曲「エチュード」
(何番か知りませんが)を弾いていただき、
聞かせてもらいました。

大使館員の妻(桐朋大学ピアノ科卒の)が
たまたま いらっしゃったので。

(ワルシャワの夜景)

学生時代に、英文で出てきた「Chopin」が読めず、
恥ずかしい思い出があります。

この10月、ショパンを訪ねてポーランドを旅します。
添付のショパンの曲 素敵ですね!」

そうしたら、返信に「来て下さってどうもありがとう(ペコ)
私は・・・クラシックの事は、
ほとんどわかりません・・・」とあった。

とんでもない!
ボクは音楽なんて何も知らない。
文字は恐ろしいものです。
ボクの書き込みで、読まれた方はきっとボクがショパン、
いえクラシックに詳しいとお思いになったようです。

(ショパンの生家)


(ショパンの生家の中にあったペチカー椅子の後ろ)

生来、音痴で音とか音楽とかに全く無縁のボクには、
音楽にまつわる苦い思い出がある。

その1
学生時代、英文に出てきた「Chopin」が
人の名前ということは前後の脈絡で分かったものの、
まさかこれが有名なショパンとは知らず、
「チョピン」と呼んでしまった。
周りの同級生がドッと笑った。
苦い思い出。

その2
その次が社会人になってから。
「カラオケ」全盛の時代の苦い思い出。

仕事の都合でバーだったかクラブだったか忘れたが、
沢山の人の前で歌う破目になった。
音痴なことは自分が一番良く知っているので、
固くお断りしたが、しきりに勧めるので、
止む無く唄うことにした。

よせば良いのに、聴くのは好きな歌だった
「抱擁」を選んだ。
唄い始めると、
居並ぶお客さんの態度の異様さが目に映った。
ボクの歌が下手だからと思ったが、
笑いを堪え切れなかったのか、
次の瞬間、誰かが噴出すとドッと爆笑の渦が巻いた。

面白い落語や漫才を聞いてお腹を抱えて笑う、
そんな光景。

普通、下手な人が歌うと、周りは静かになり、
うつむいて「お気の毒さま」
と言う態度をとるものであるが、
ボクの場合、それをはるかに通り越したに違いない。

悔しかったので、
この一曲だけ教わることにした。
教えた音楽家は、覚えるよりは、
歌うことを諦めるほうが良いと言ったが、
まがりなりにも唄えるようにはしてくれた。
ところが、歌が下手なことを知っている私は、
恥ずかしいから相当酔ってからでないと唄えない。
いえ 唄う度胸がつかない。

酔ってしまうと 
シラフの時覚えたメロディ、テンポ、リズムは、
すべて忘れてしまい何処かへ行ってしまう。

「抱擁」を「佐渡おけさ」のメロディで
唄うようなものである。
想像してみてください。(爆笑)

それでも音楽の美しさに惹かれることがある。
それは映画の中でおきる。
この当時では、「千と千尋の神隠し」のラストシーンで歌われる歌。
「戦場のピアニスト」が弾かれたショパンの曲。

(ショパンの生家の紅葉の森)

さすがに美しい。
感動するととことん好きになる。

ポーランドとはどんな処?
アウシュビッツ以外に何も知らない。
ショパンが生まれたポーランドへ、
戦場のピアニストのシュピルマンの故郷
ポーランドへ行きたくなる。

その国を知りたくなってポーランド大使館を訪れる。

そして知る。

♪森へ行きましょう! 娘さん!ハッハ!♪ 

これがポーランド民謡だということを。
そんな ボク。

森へ行きましょう

ポーランド大使館員(ポーランド人)が
日本語とポーランド語で歌ってくれた。
どうして外国人はこんなに表情豊かに歌えるのだろう。
日本人がこんな場合、
踊ったり歌ったりしてくれるだろうか?
歌うことが出来ないボクには、
無理な相談だが...

(ポーランドで見たダンス)

ポーランド民謡 の全文は以下の通り

1.森へ行きましょう 娘さん(アハハ)  
  鳥が鳴く(アハハ) あの森へ(ララ ラララ)  
  僕らは木を切る君たちは(アハハ)  
  草刈の(アハハ)仕事しに     
  ランラララ ランラララ ランラララ.....

2.お昼の休みに娘さん(アハハ)  
  まんまるい(アハハ)輪を作り(ララ ラララ)
  話をしながら面白く(アハハ)
  お弁当(アハハ)食べましょう
 (以下同じ繰り返し)

3.仕事が済んだら娘さん(アハハ)
  花の咲く(アハハ)草原で(ララ ラララ)
  みんなで手を組み元気よく(アハハ)
  歌いましょう(アハハ)踊りましょう
   (以下同じ繰り返し)

(ショパンの家の木の枝)

カミさんにいたっては、下手か音痴か知らないが、
結婚以来、唄を歌ったのを一度も聴いたことがない。
にもかかわらず、
ボクが少しでも歌うと妙な顔をしてボクを見る。

(やめた方が良いのでは...)
と言わんばかり。

そこで、子供たちには、
恥ずかしい思いをさせてはならないと
自分では苦手の音楽と水泳を習わせた。
3歳ころからピアノを習わせ、
音感教育(?)に努め、
同じ頃、近くのスイミング・クラブにいれた。
甲斐あって二人の子供たちが歌う唄は、
曲がりなりにも聞いていて恥ずかしくないし、
水泳にいたっては、
クロールからバタフライまで何でもできるし、
見ていて美しい泳ぎをする。

60歳定年を過ぎて、
この後の人生やりたいことは沢山あるが、
子供たちが残していったピアノを
弾けるようにならないか、
スイミング・クラブへ行って泳げるようにならないか、
懸命になって何年も経っているが、
どうやらものになりそうも無い。

水泳では、泳ぎながら呼吸が出来ないし、
ピアノはテンポが取れないままである。
そんな ボク。

(2000年10月17日より2週間。
ポーランドからハンガリーまで行ってきました。)

(旅行アルバムの処分はつづく)


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8 コメント

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ポーランドのイメージ (ウォーク更家)
2021-06-05 06:52:42
ポーランドというと、大国に挟まれて、どちらからも侵略された不幸な歴史の国、というイメージです。

山国の日本からすると、どこまでも広がる豊かな羨ましい平地なのですが、逆に侵略しやすい不運な地形だったのかな、とも思います。

本当にそんな印象の国なのか、一度旅行してみたかったです。
返信する
ポーランド旅行 (らいちゃん)
2021-06-05 09:10:10
「森へ行きましょう」はポーランド民謡だったのですね。
若い頃、労音や歌声喫茶でよく歌いました。
私はカラオケでは演歌しか歌えません。
ご指名があれば歌う程度です。
返信する
おはようございます (ytakei4)
2021-06-05 09:24:47
ポーランド大使館まで行くとは
すごい行動力ですね~
返信する
英文でショパンは (masamikeitas)
2021-06-05 13:19:38
hide-sanさん、こんにちは。

>学生時代、英文に出てきた「Chopin」

英文でショパンは、↑のように書くんですか!
知りませんでした。
私も先生にあてられたら、周りの学生に笑われたでしょうね。
返信する
ウォーク更家さん コメントありがとうございます (hide-san)
2021-06-05 20:58:27
ポーランドは日本の雪国と言う感じですね。
確かに平原の中を淡々とバスで走って行きました。
農業国です。
返信する
らいちゃんさんコメントありがとうございます。 (hide-san)
2021-06-05 21:00:41
ポーランドの民謡を歌いながら、
ポーランド大使館の職員の方が、踊ってくれました。
奥様が日本人でショパンのピアノも弾いてくれました。
返信する
ytakei4さん コメントありがとうございます (hide-san)
2021-06-05 21:01:58
思い立ったらすぐ行動に移す、以前はそんな行動力がありました。
今は、年齢を考えて自粛しています。
返信する
masamikeitasさん コメントありがとうございます (hide-san)
2021-06-05 21:04:58
音楽に興味のある方なら、
Chopinがショパンとすぐ分かるらしいですね。

キリスト教徒がクリスマスが「キリストへの祈り」と
すぐ解るように。
返信する

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