楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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散歩に出て思うこと 11 (カミさんのコンパス)

2004年01月22日 10時36分00秒 | つれづれなるままに考えること
(カミさんのコンパス)
カミさんはボクより身長は低く、ボクでさえ頭の上が良く見えるから、
ボクより少なくも10センチは身長が低いと思われる。

時々、ボクの散歩についてくる時があるが、ボクは結構早足で歩くのに、
カミさんは小走りに歩くでもなく、ボクと殆ど同じ速さで歩き、
ボクから遅れることは無いので、不思議に思っていた。

ある時、娘と三人で歩くことがあった。

靴紐が緩んで締めなおすのに少し遅れた娘が、ボクたちに追いついて、
笑った。

「父さんより、母さんの方が、腰の位置が高い」と。

確かにカミさんの腰の位置は高い。胸が終わるとすぐ腰で、胴が短い。
胴が短いから、きっと腸も短いに違いない。大体食べ物は、肉類が好きだ。
繊維質を消化しなくて済むから腸も短くて済む。
動物の進化の過程でそうなったのか、あるいは人種が違うのか、ボクには判らない。

菜食が好きなボクは、繊維質を消化しなければならないので、腸が長いのであろう。
あるいは腸が長いから、野菜類がすきなのかもしれない。
したがって当然のこととして胴も長い。
この両方の関係でカミさんの腰の位置が高いと
いうのは理解できる。

ところが、娘が言うには、二人並んでいて、ボクのほうが背は高いのに、
腰の位置がカミさんに比べて低いという。つまりボクは短足で胴長、
カミさんのほうが足は長いと、言うのだ。

散歩もほどほどにして、家に帰って測ることにした。
夫婦で、お互いのズボンを持ってきて、この二つを併せて寸法を調べれば
事は足りるのに、止せば良いのに、二人で履き比べることにした。

まず、カミさんがボクのズボンをはいてみる。大体女性はヒップが大きいことは解っていたが、
これほど差があるとは、思いもつかなかった。足首からつま先まで裾から出ているが、
カミさんの尻が入っていかない。
尻が入らないのに足が出ている。

次に、ボクがカミさんのズボンをはいてみた。当然お尻は問題なくすっぽり入ったが、
つま先が出てこない。つまりカミさんのズボンでは、
ズボンが5センチほど長く、ボクの足が出てこないばかりか、
かかとでズボンを踏んでしまう。
ボクが短足ということがはっきりした。

亭主の面子は全く無い。ボクは成長の時期に、サッカーをやっており、
背が延びる時期に、足の筋肉が強烈に鍛えられ、足が伸びるのを押さえてしまったのに相違ないと、
その場は言い逃れをしたが、実際のところそんな生理現象はあるのだろうか。

その所為かどうか知らないが、娘は子供にはサッカーなど絶対させないと
いっている。

以来、カミさんを散歩に連れて出るということが少なくなった。





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