駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

アメリカン・グラフィティ

2006年07月25日 | オールドミュージック
古い映画のDVDって本当に安くなっちゃって、たまにツタヤとかヤマダ電機などのDVDのコーナーなんか見に行くと、あれもこれも懐かしくってつい買いたくなってしまう。何と言っても一枚500円以下で映画一本のDVDが買えちゃったりするんだから、時代は変わった。
でも、買ってしまうとDVDって見る機会が少ない。それは、絶対にいつでも見れるもんね~っていう慢心と安心感からなのだ。暇があっても、何となく見られないってのが、正直なところだ。
この“アメリカン・グラフィティ”のDVDも、以前980円で売っていたからホイホイと買ってしまったんだけど、やっと見ることが出来た。
映画が始まったらもう、全編にわたって超オイシイ曲で懐かしい。
アメリカンポップスのバイブルっちゅうか、オールディーズバンドの入門書、教科書でもある。
長年、この手の音楽ばっかり演奏してきて、当然聞き飽きた曲ばかりかと思うとあらびっくり、改めて新鮮に感じてしまうのが映画の不思議さであります。
DJ、ウルフマン・ジャックのだみ声とダブって、往年の名曲のイントロが流れるのは、サントラ盤と同じだ。
それにしても、昔は50年代のオールディーズなんか全く好きじゃなく、むしろバカにしていたハードロックオンリーの少年が、サントラ2枚組のLPを買って聞いていたなんて自分でも信じられないが、これも縁なんだろうなと思う。
始めは聞いても楽しくなかったし、特に「シックスティーン・キャンドルズ」などという甘ったるいバラードは大っ嫌いで、曲を飛ばして聴いたものだが、いつの間にか好きになっていった。今では、演奏するたびにいろいろな思い出が巡り、コーラスをハモリながらしんみりしてしまうほど大好きな曲である。
そのサントラ盤のジャケットはこうでした。

懐かしいな~。
このオレンジ色のアルバムジャケットを縦に開くと、このウェイトレスのおねーちゃんの長い足が現れるというわけだ。

楽しいな~。

映画の楽しみは、音楽ともう一つはアメリカンクラシックカーの美しさだ。
オレは残念ながらクルマニアではない。金銭的に余裕がないまま青春時代を過ごし、音楽に明け暮れて打楽器と酒とオ○ナに金をつぎ込み年をとってしまって、ついぞや車に憧れるも、手に入れたいという欲望は立ち消えた。ムムム~。。。。
だから、憧れは憧れのまま、映画に出てくる美しい曲線のボディラインを見て堪能するのだ。夜の風景が殆んどなので、暗いのだけど、その分、反射する車の美しさが引き立つのだ。

映画の内容は、まあ、今となっては分かりきっているので筋がどうのこうのは言わない。いつまでも語り継がれる名作に間違いない。

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