What's My Name／Ringo Starr (リンゴ・スター)

リンゴ・スターの約2年ぶり、通算20作目となるスタジオ・アルバム『What's My Name』

2019年10月発売だったのですが、なかなか買うことができず、結局ネットで購入しました。
豊橋駅前の唯一と言えるCDショップ、名豊ミュージックも去年潰れてしまい、ロック系の新譜を買える場所が殆どなくなりました。通勤していた名古屋でも、名駅まで行かないと金山の新星堂では置いてなかった。CDを買うことがこんなに困る時代が来るとは思わなかったなあ。
オレ、昔はレコード屋（CDショップ）であれこれ探すのが大好きだった。でも金がないので、欲しいアルバムが10枚ぐらいあっても変えるのは1枚だけ。それをチョイスするのが苦しくも楽しい。いつもドキドキ・ワクワクし過ぎてウンコしたくなるという。。。
10数年前には、往年の名盤を廉価で再リリースするのがブームとなり、給料が出たら5枚ぐらいまとめ買いするのも趣味だった。
ところが、今はその楽しみはもう再現できなくなっちゃったなあ。。。（涙）

さてさて、宅配で届いた新譜を早速聞いてみました。
売り文句はこうです。
「ジョン・レノンの名曲「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」のカヴァーには、ポール・マッカートニーが参加。ビートルズ「マネー」のカヴァーなども収録している。(CDジャーナル　データベースより)」

ミュージシャンは、ジョー・ウォルシュ、エドガー・ウィンター、デイヴ・スチュワート、ベンモント・テンチ、スティーヴ・ルカサー、ネイザン・イースト、コリン・ヘイ、リチャード・ペイジ、ウォーレン・ハム、ウィンディ・ワーグナー、カリ・キンメルたちが参加という。

感想としては、まず「たった10曲かあ～」でした。アルバムにしては30分ぐらいで聴き終わるので、短かっ！という感じ。これで送料込みで3,000円強かあと思っちゃうのが貧乏人の悲しさ。。。
曲としての感想は、売りの「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」ですが、ポールも参加しているとは言え、個人的に思い入れがある曲でもないし、リンゴ節が効いてて佳作。まあいい曲だねという感じでした。
最も知られている「マネー」は、ビートルズのイメージを残しつつ、めちゃくちゃ楽しそうにいじくっていて、聴く方もたまらなく楽しい。リンゴの歌声もおじいちゃんとは思えないほど若々しい。
アルバムは全体的にロック調で、リンゴのドラミングもそれらしく、楽しいアルバムです。
また自宅スタジオで録音したといいますが、名うてのベテランミュージシャンたちに囲まれて楽しく演奏したふうに想像できるし、演奏上手いし、さすがにデジタル音源はいい音です。

CD付録のライナーノーツも楽しみなんですが、不慣れなネットショッピングで輸入盤をクリックしてしまったようだ。
読むべきものがな～んも付いてなかった。
ショック。。。