駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

エロい音の続き

2009年08月18日 | ドラム&パーカッション
8月18日(火)
何だか急に涼しくなった気がするけど。。。
夜になると虫の声も涼やかで、そよ風が気持ちいいっすねえ。
クーラーなんかいらないよね。
今年の夏は拍子抜けだねえ。
梅雨が明けたと思ったらすぐお盆で、そのままもう秋かよ~ってな感じ。
オレ、海にもプールにも浸かってないぞ。
それどころか、いまだに今年大汗かいてない気がするし。。。

さてさて、昨日の駄文ですけど、書き始めて調子が出だしたところで日が変わりそうだったし、ついつい飲み過ぎちゃうので打ち切って寝たんだよね。
でも、その文章の続きが頭の中でグルグルしてて、何となく残尿感みたいに残っちゃって気持ちが悪いってわけで、ちょっと補足しちゃおうかなというわけでやんす。
ストラト・キャスターの図太いギター・サウンドや、亡きミッチ・ミッチェルさんのパワー溢れるドラムの音色に「お色気」を感じたというのがそもそもの発想。
そりゃそうだ。書いて字の如し。
「音色」というのだから、「音」に「色気」があって当然なのだ。
でも、なぜこの古い音源でそれを感じたのだろうか。
それは、人間の想像力こそが「エロス」の根源だからと思うからだ。
ほら、モロ出し画像なんてものをいきなり見せられても、ドキッとはするけど、美しさを感じることはできないじゃん。
そんなものより、見えそうで見えないエロスのほうが想像しちゃうじゃん。
例えば、いかにもきれいでおしとやかな感じのお姉さんのおっぱいが見えそうだったら、あらぬことまで想像しちゃってワクワクドキドキするじゃん。
ドラムサウンドも、最近のデジタル録音のハッキリクッキリ音源は、小さなゴーストノートやハイハットの細かい刻みまで分かっちゃう。
知りたかった憧れのドラマーの使ってるスネアの材質まで分かっちゃったとしたら、それはそれでありがたいんだけど、想像力は働かない。
古いアナログ音源の、中音ばかりのかたまりが聞こえている中、めいっぱい想像力を働かせてスネアの音にシビれ、シンバルの音に憧れ、タムタムのサイズやチューニングを聞き分けて、さらにフレージングを分析していく。
何度も何度も聴きなおすと、それまで見つけられなかった新しい発見があったりして、すごく嬉しい。
そしてますますそのドラマーが好きになる。
だから更に何度も聴きたくなって、曲中のフレージングなんかも口で歌えるようになってくる。
すると、それらの音が単に古臭い音ではなく『エロイ音』『色気たっぷりなフレージング』に感じるのだ。
若い頃、オレはこうやってベンチャーズのメル・テーラーさんやキャロルのユウ岡崎さんの個性溢れるフレーズやスネアやタムの音色などを覚えてきた。
『エロい音』などとは思いもしなかったけれど、好きで好きで仕方がなかった。
今、オレは新しい音源はあまり持っていないけど、嬉しいことに古い音源のテープやCDがたくさんある。
もうちょっと『エロい音』探しをしてみようかな。
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