荒井由実「ひこうき雲」

またまたＴＶネタになっちゃうんだけど、先日見たＮＨＫの音楽番組「マスターテープ：荒井由実～ひこうき雲の秘密を探る」も、実に面白かったですね。
出演はもちろんユーミンと、ユーミンのデビューアルバムの「ひこうき雲」の録音に参加した旦那の松任谷正隆、細野晴臣や林立夫といった自分にとってアイドルミュージシャンだったキャラメル・ママのメンバーと、録音技師やプロデューサーなど。
録音スタジオのコンソール前で、そのデビューアルバムのマスターテープを再生しながら当時を振り返るという趣向で、これがめちゃくちゃ面白かった。
何と言っても、当時のニューミュージックと言われていた音楽ブームの時代はジャストタイムで聞いたので、懐かしさがたまらずいいし、話に出てくる当時のエピソードが興味深々で、一瞬も目が離せない。
「返事はいらない」という曲のトラックを、まずカラオケにして聞き直し、バッキングの当時にしてもあまりにも素晴らしい演奏にみんなで唸ってみたり、逆に歌だけにして若い声のユーミンの発声法が今と違う歌声を聞き直したり、見ていても嬉しくなるような映像だった。
このアルバムは全曲覚えていますね。
特に大ファンじゃなかったにもかかわらず、よく聞いていました。
デビューから5枚目ぐらいまでは、全部持っていたように思うんだけど、自分でアルバムを持っていたかどうかはっきりと思い出せないけれど、ジャケットにはめちゃくちゃ見覚えがある。
なにしろカセット時代だったから、レコードを持っていたとしても聞くのは全部カセットだったなあ。

あとで、ネットオークションで「ひこうき雲」を買いたいと思って調べたら、めちゃくちゃ値段高かった。。。がく。
きっとさ、オレみたいなおじさんたちがみんな、これを見て買いたいと思ったんだね。