駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

「見え過ぎちゃって困るの~♪」的な

2017年12月04日 | ドラム&パーカッション
先月、豊橋駅前でのケンヤワンヤさんのライブの際にレコーダーを盗られてしまい、新しく買ったレコーダーで昨日(12月3日)のライブを録音しました。
新品なのでマイクの入力レベルの調整がよくわからなくて難しい。自動にすると演奏前のガヤガヤノイズがすごくて、演奏が始まった瞬間にドラムの爆音でそのすぐ後にいきなり音量が激減してバランスが超悪くて聞くに堪えない。そんな状態でしたが、なんやかんや調整していい感じを見つけました。
その録音したライブ音源を今日の通勤電車の中で聞きましたが、聴きやすくていい感じでした。やっとコツが分かってヤレヤレって感じ(笑)。


それにしても、アバンティは音がいいですね。
お店も機材も新しくて専用に設計しているというのも勿論ですが、それだけではなく店主ベンさんはドラマーだけに、ドラムやパーカスの音をきちんと拾ってくれます。
なので、聴いたとたんにコンガの音がものすごく出ていてびっくりしました。
ほかのライブハウスでは、パーカスの音ってマイキングが難しいので「かすかに」程度しか拾ってくれないものなんです。こだわりのドラマーベンさんに感謝。
でも何だか、聞こえ過ぎちゃって、リンダ困っちゃう。。。
パーカスって生モノなんです。特に皮ものは、その時のノリとか体調や気分の良し悪しがすぐ音に出ちゃう。普段は一瞬の出来事で通り過ぎ去りますが、こうリアルにその音が録音されていると、恥ずかしいぐらいにその時の気分が聞こえてしまってショック。どヤバい。
下手すると真面目に「辞めようか」なんて悩んじゃうほどだったりして。。。

実は、今回のオレはコンディションは悪くなかったので、プレイはちゃんとできた(と思いたい)。
それよりも、正直モニターが聞こえすぎちゃって、パーカスの音量レベルに迷いを生じてしまった。
普通に叩いてもよく聞こえちゃうので、いつも手が腫れるぐらいにぶっ叩いていますが、オープニングの曲はそれがもろに出てしまって、幾分のモタりが出てしまっていた。3曲目ぐらいからは加減がわかって、いつもどおりの無難な感じでしたが、はじめは聞いていて冷や汗が出た。

コンガの極意は、「突っ込み」であります。オレの師匠の、今は亡き“チコ”島津先生が教えてくれました。
ライブでコンガがモタると最悪。ほかのリズムを台無しにします。
パーカスって簡単に音が出るので素人でもできると勘違いして、タンバリンやカスタネットなどを入門用と思いがちですが実は大間違い、パーカスはリズムに責任重大なんですよね。
今回のライブは、音がよく聞こえた分、そこをよ~く考えさせてもらった貴重な音源でした。
いや~、勉強になりました。
コメント
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