駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ブルージーな日々

2009年06月04日 | オールドミュージック
6月4日(木)
オールド・ミュージックばかり聞いているオレですが、この頃ブルースばかり聴いている。
毎日の通勤時間、携帯に取り込んだ音源を聴いているんだけど、今までビートルズやフーなんかのイギリス系、アメリカンポップス、或いはラテン系、WARなどのブラックなファンク系など音源をとっかえひっかえやってるんだけどね。
その携帯に差し込むマイクロSDカードの1枚には、ジミヘン、クラプトン、レイヴォーン、ゲイリームーア、ロベンフォードなどのブルース・ギタリストのアルバムを中心に録音してあり、今はそれが差し込んである。
そのほかにフランク・ザッパのアルバム数枚も録音したんだけれど、やっぱり選んでしまうのは聴き心地のいいブルースになってしまう。
ザッパさんはいくら頑張って聞いてもオレには理解力がないっちゅうか、やっぱ合わないのかなあ。
ドラマーとして聴いていて、難解な曲をいともたやすく叩きこなすダンバーやボジオのテクニックはスゴイ!と驚嘆というか唖然とするんだけど、それでワクワクウキウキできないオレは、やはりただの俗人、凡人である。

その点、クラプトンの2001年のライブにおける、ガッドさんのプレイは、シンプルかつ単純明快のようで、その“間”は極上の端麗吟醸生しぼりって感じの深い味わいである。
“サンシャイン・オブ・・・・”をシンプルな8ビートで坦々と叩きこなし、誰もが捉われてしまうジンジャー・ベイカーのアフリカン・ビートといともたやすく決別してしまえるガッドさん。初めて聴いたときは、そんな意味で目からうろこでもあった。
いつかあんなドラムが叩けたらオレ胸張って死ねる、そんな気がする~。
一般的にブルースといっても、激しいロックだったりJAZZっぽい4ビートだったり民族音楽っぽかったり、やはり大物ギタリストのルーツの多くがそこにあるように、原点がそこにあるからなんだろうなと聴くにつれてそう思う。

とはいえこの音源もいつかきっと飽きるんだろうし、もうちょっとかかるんだろうけど、今はブルージーな感じがオレ的マイブームみたいな。
ブルージーってお洒落な言い回しじゃない?へへへ。
ブルージーンってなっちゃうと“テケテケテケ”の寺内様を教祖とする信徒になっちゃうけどね。
コメント
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