駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

濫読

2009年06月12日 | 駄日記
6月12日(金)
すごいねえ、村上春樹「1Q84」はあっという間に100万部売れちゃったというけれど、書店ではまだ品切れ状態なのかな。
自分も早いとこ読んでみたいけど、まだ入手してない。
名古屋へ通うようになってからというもの、帰りに本屋へ立ち寄ることが少なくなったから、今の状況はよく知らない。
店頭で変えなきゃネットで探せばいいとも思うけど、オレ、CDも本も自分で行って目に留まった物を買うのが好き。
本屋もCDショップも楽器屋も、オレにとっては夢のお店。ワクワクする。
いつも、本はたまに寄ったときに文庫本を適当に3冊ぐらい買ってそれを電車の中で読んでる。
当然当たりハズレがある。
つか好き嫌いの問題なんだけど。
ただの濫読なのでツボに入ると一気に読んじゃうし、はずれると眠くなるだけで半分も読めないでリタイアすることも多々ある。
「ロバート・B・パーカー」とか「パトリシア・コーンウェル」などはツボだった。新刊が出るたびに飛びついて買っていた。
今読みかけているのが、たまたま目に留まったオフィス・ラブ物。
この手の小説は苦手なんだけど、何故か手に取ってしまった。
なんだか身に覚えがあるようなないような、過去の自分と重ね合わせてしまうことが自分でカッコ悪くて許せなくて、読んでいて恥ずかしくなるような気分。
オレもいろんなことを潜り抜けてきただけに、妙なリアリティと違和感に苛まれながら読んでる。オレもいい年したオッサンだからそれなりの経験あるもんで。。。。
まあ、小説は感情移入しちゃうから面白いんだよね。
ハードボイルド読んだ後は、なんだかクールで強い人間になったような気もするし、旅行記は世界中を旅したくなるし、時代物は気分をタイムスリップさせてくれるし、恋愛物はホンワカとしてしまう。
「もう二度と恋などしたくない!」と強く(でもないけど)念じている堅物のオレ(ぷぷっ)ですけど、「あ~、わかる」みたいな気になる。
しかし、恋は盲目とはよく言ったもので、あんなメンドクサイことを実に根気よく、そして一銭にもならんことに有り金をはたいて、自分の持てる時間とありとあらゆるものをつぎ込むもんだ。
これは単に恋という一時の魔法か熱病なので仕方がないんだけど。
結婚した途端に魔法が解け、「あれ?こんなやつになんで?」みたいな。へへへ。
ざまあ。
いやオレのことじゃないに。
なんか方向が違ってきてしまったのでここまで。。。
コメント
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