駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

王様&永沼ッカートニー+POWDERライブ(その2)

2006年10月01日 | ライブレポ
ライブプログラムは、オープニングアクトとして我々POWDERがロッキンロールをガツンとワンステージ行ってから、ステージ開始である。
客層がいつもの常連さんと違い、初めてPOWDERと遭遇するお客様も見えたので、それはそれは気合が入っていつもより喧しかったかもしれない。しかも高速ロッキンロールのスピードが増してしまって、踊りにくかったかなって感じだった。てへへへ。

そのあと、いよいよ永沼ッカートニーさんが登場だ。ソロを軽くこなして、ニッポンのポールここにありという素晴らしい歌声を披露した。聴衆も大きな声で歌い出し、ホールは大合唱の渦となる場面も。
さて、そして永沼さんの歌に続いて、ど~ん!と壮大なテーマSEに合わせて王様の登場だ。
王様が姿を現すと、それだけで場内は爆笑。ここは寄席か?というぐらいの何ともいい雰囲気だ。
ギターテクはいうまでもないが、永沼さんと王様のお喋りも愉快で絶妙な掛け合いだ。ホント、時間が経つのを忘れるステージだった。

持参のリズムオケに合わせて、ツェッペリンやディープパープルのメドレーなども披露してくれて、しかも永沼さんはギターをベースに持ち替えての大迫力で素晴らしいステージだった。
とにかく笑ったし、息を呑む場面もありゴキゲンなステージだったんだけど、このお二人はリハの時点からギャグの応酬でスタッフを笑わしてくれた。
どうしても硬くなりがちなステージ前のリハも、お二人の柔らかさでリラックスさせていただいたのだ。

そして、しばし休憩のあとPOWDERと王様、永沼ッカートニーのコラボレーションライブとなった。
これはアルバム「カブト虫伝説」からの選曲を中心に、ビートルズ名曲の数々の直訳ロックを楽しんでいただいた。
オレ達POWDERのメンバーも、非常にリラックスして演奏を楽しんだ。
特にドラマーからいうと、中音(なかおと)が非常に良くて演奏しやすくて助かった。全ての楽器の音がクリーンで、サウンドディレクターだったまっちゃんはグッジョブだった。ありがとうよ!
ステージでの選曲の中で、特筆はビートルズの名曲のパロディーだ。
「カムトゥゲザー」をひねって「米とげザ~ッ!っと」、「ヘイジュード」をひねって「へい柔道一直線」をバンドで演奏したが、これは楽しかった。バンドマンが一番楽しんじゃった。面白かったな~、だはは。


お、王様が二人いるぞ!と思ったら、junjiでした。顔の大きさはほぼ同じ??
コメント (5)
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王様&永沼ッカートニー+POWDERライブ(その1)

2006年10月01日 | ライブレポ
9月30日(土)
ついにやってきました!
王様&永沼ッカートニーとPOWDERのコラボレーション。
去年もライブさせていただきましたが、今回は1年振りの2回目ということで、どこまでクオリティを高められるか、またお客さんを集められるかが気になるところでしたが、全くいい出来で何の心配も要りませんでした。

お客さんも大勢集まったし、去年突然トラブってパニクったメリーユーの音響設備は、めちゃくちゃハイクオリティな設備に変わっていて、驚くほどの迫力サウンドだったし、演奏者としても観客になりきって聞いていても楽しめました。いろいろな意味で大成功だったと言えましょう。
感想を一言で言えば「面白かった!」に尽きますね。
主催者側から、お集まりくださったお客様にはひたすら感謝申し上げます。「ありがとね~!」

今回のライブは、「カブト虫伝説」というライブテーマだけに、王様ファンだけでなく、たくさんのビートルズファンも集まった。永沼さんのソロの場面では、永沼さんの原語(英語)での歌に合わせてお客さんが自然と歌いだし、会場は大合唱になったりして、それはそれでいいものだった。
やはりビートルズサウンドは、メロディと同じように歌い回しや歌詞も聴く者の脳ミソにしっかりと刻み込まれているのだった。同様にギターソロ、ドラムのリズムパターンやオカズすら、全く同じように演奏すると喜ばれるのである。
しかし王様は、その歌詞を直訳で歌うもんだから、ビートルズマニアからしたら一緒に歌うことができないのだけど、そこはそれで直訳の面白さを楽しんで大笑いすることができた。

さて、今回のドラムセッテイングだけど、セット自体はメリーユーのセットを使用。

タムに進行表が貼り付けてある。
ドラムセットの上のほうに写っている人物は、メリーユーの大将、タクちゃんである。
今回は、シンバル、スネア、ペダルを持ち込みました。
あと衣装、スティックケース、小物入れバッグ等で、オレの背中、両手、両肩は荷物で溢れて、駐車場から会場まではいつも死にそうなのだが、昨日のうちに半分を運んでおいたので何とか死なずに済んだのでした。
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