駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

スティービー・ワンダー メイキング・オブ・キー・オブ・ライフ

2006年10月06日 | オールドミュージック
いやあ、やっと手に入れました。
スティービー・ワンダーの「メイキング・オブ・キー・オブ・ライフ」というDVD。
知られ尽くされたDVDですけど、知らない方もおられるかも知れないので、とりあえず説明しますね。
1976年にスティービー・ワンダーは、不朽の名作「キー・オブ・ライフ」という2枚組みLPに、プラス4曲入りEPという超変則豪華アルバムを発表して、全世界であらゆる記録を塗り替えたほどの売れ行きでした。
このアルバムで世界ナンバーワンのスーパースターの地位を獲得したスティービーですが、ハービー・ハンコックの力を借りた曲もあり、セルフプロデュースの曲もあり、スティービーのアイデアで試行錯誤を繰り返して全21曲を作成しており、アルバム作成時の秘密や謎はたくさんあったはずです。
その後、アルバムは古典になり、それぞれの曲はスタンダードとなりました。多くのアーティストがカヴァーし、アレンジして自分のオリジナル曲のように持ち歌にしています。

アルバム発表から20年後の1996年、TV番組としてその謎をインタビューする企画があり、当時のレコーディングメンバーのインタビューやら、再録シーンが見られる番組が出来上がり、放送は大評判となったようです。
そしてそのビデオは発売され、値段はいくらしたかは知りませんが、バカ高い値段であっても音楽ファンから愛され売れたらしい。
そして時代はビデオテープからDVDに移り、DVDとしても販売されていたようです。

2006年の今年は、アルバム「キー・オブ・ライフ」発表から30周年が経ったところで、この「メイキング・オブ・キー・オブ・ライフ」が改めて再販されたのだ。
発売日は9月28日だった。
それを知ってオレは待ちかねていたのであります。
なんと言っても、今回の価格は昨今のデフレと技術の向上により、極端に値下がりしており2,000円以下であったから。
映画でも音楽でも、驚くほどにDVDはやたら安くなった。
貧乏人にはありがたい。少ない小遣いでいくらでも音楽ソフトが手に入るというのは、音楽ファンにとって天国だ。
一方、提供する側としたら死活問題なんだけど。

さて、念願のDVDをやっと入手して、目を皿のようにして見たんだけど、いくつか新しい発見をしてショックを得たのですね。
自分は、大きな勘違いをしていました。
全編のドラムはスティービー自身が叩いていたと勝手に信じていたんだけど、勘違いでした。
ショック。
オーディションをして契約したドラマーがおられたのだった。
アルバムのクレジット見たら分かりそうなのに、オレは信じきっていたので知りませんでした。ガ~ン。恥ですわ。
でも「サー・デューク」の再録シーンを見て納得。
よかですたい!
かっちょいいっす。

(続く)
コメント
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