駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

バンドブーム

2005年11月06日 | 駄日記
(ドラム教室のドラムセット 古いYAMAHA YD-3000

土曜日の夜はドラム教室の日だ。
昨日の夜も、いつものように豊橋駅近くの楽器店「サウンドスタッフ」に出かけた。

サウンドスタッフには練習スタジオがあり、ビルの地下には「ZERO」というホールがあり、ライブやイベントができるようになっている。
各教室は2Fの事務所横にある、6畳くらいの広さの専用スタジオで行っている。
ドラムの部屋は、当然ながらドラムセットを叩くので防音設備が施されているが、教室を1歩出ると様々な音に囲まれる。
ギター教室から漏れる音、1Fの練習スタジオの音、店舗で試奏するギターやベースのアンプの音、地下でライブがある日には大音量で鳴らす音響が2Fまで響いてくる。
上手な演奏、ヘタクソな演奏、待合室での休憩中バンドの若者らしいバカ騒ぎ。
土曜日の夜の楽器店は賑やかなのだ。
そんな環境に15年以上もいるので慣れっこになって、全てのスタジオやホールからの騒音に囲まれようとも少しも喧しいとは思わない。
何たって、教室の時間中は生ドラムの騒音の原因になっているわけだし。
これでいいのだ!

ところがである。
このところ静かなのだ。
土曜の夜には練習スタジオが空いていなくて取り合いだったはずだが、今では空いている。ホールは毎週ライブがあり、店の前には若者がたむろして苦情が来るほどだったが、今ではそんな回数が減っている。

昨日、社長がぼやいていた。
「生徒さん減っちゃったなー、ギターはまだいいけど特にドラム。ま、バンド人口少なくなったから仕方ないけどねー」
このままだとオレもクビかあ?
ピンチではないか。

バンドブームなるものが去り、明らかに今までのバンド形態が変わってきている。
ギター少年はエレキからアコギに変わり、駅前で弾き語りをやっている。
ドラムレスバンドが増え、ボーカリストがタンバリンやジャンベを叩きながら歌っている。
何より、バンド人口が減っていることは確かだ。
かつてはバンドは中高生の通り道で、はしかみたいなもんだった。誰もがギタリストやドラマーになったもんだ。
ニッポンのドラム人口が1億2千万だったのだ!!!

最近の若者は何やってるんだろうか。俺たちの時代にネットはなかったが、まさか今ではみんな家に閉じこもってPCをいじくってるわけでもあるまい。
おーい、みんなで音楽しようぜ!バンドしようぜ!ドラム叩こうぜ!
コメント
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