OZ.

Opened Zipper

MTBタイプのミニベロ

2009-10-26 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
自分が好きな「MTBタイプのミニベロ」は、実は存在してること自体が間違ってるのかも知れないためか、世にあんまり無いです。

以前ネットオークションでフルサス・前後ディスクブレーキなアルミフレームのMTBルック20インチ車が2万円台で取引されているのを見かけました。
しかし得体の知れないメーカーのモノだったので、気になりつつも手を出す勇気が沸きません。
ユーザーのブログを探して読んでみると、ディスクブレーキ台座の精度に問題がありそうな記述もあったりするし。
(激安折りたたみ自転車をイジって乗ってる分際で言えた立場じゃないですが…)
それと同じシリーズの16インチタイプはリアがリジッドな点が好みじゃないですが、バランスがとても可愛くてかなり惹かれてました。
息子タイトの次の自転車として(そして自分がイジらせてもらおうとして)検討してましたが、ちょっと子供が乗る自転車としての安全性への不安が爆発してしまい断念。

「ちゃんとした」ミニベロでは、AirnimalのRhinoとか、ルイガノのMV5系とか、Gaap Forestとか、(フレーム販売だけど)OXエンジニアリングのGazelleとか…くらいだっけ?
しかし既に完成されてる自転車のせいか、あんまり惹かれてないです。(単に高価くて手がでないだけか)
自分で組み上げていく楽しみを味わうならGazelleかなぁ、でもバリバリのカスタム例が公式サイトにいっぱい載ってるせいか、やっぱり最近そんなに惹かれてないのでした。
オリジナリティを出す余地がもう残ってなさそうに見えるからかな?

そんな折、PROGRESSIVEのMTBタイプ20インチのCX-204-MTの存在を知って、ちょっと気になってたんでした。(拡大写真 / スペック / カラー)
定価7万円台でWeb通販なら6万円程度で買える比較的お手頃価格。
ディスクブレーキ台座がある点と、コンポーネントがALTUSクラスなので、カスタムし甲斐がありそうな点が良いなぁと。
フロントが42/32/22T、リアが12~21Tってことなんで、街中だと漕いでも漕いでも進まなくて、物足りない気持ちになりそう=カスタムしたくなりそう。

自分は無駄に(必要も無いのに)フルサスが好きなので、リアがリジッドな点が少し残念です。
その代わり、シートステーをシートチューブではなくトップチューブまで伸ばして溶接してて、クッション性を確保してるそうで…と思ったけどシートチューブとの交差部分も溶接してるよね? あれ意味あるんかな? (溶接しないと強度的に問題とは思うけど)
あとはヘッドチューブが長いので、フロントフォークを交換したくなったときに敷居が高そうだなぁ、とか。

そんな気になる点がいくつかあるものの、何よりもWebで調べても乗ってる人の情報がほとんど見つからない「どマイナー」な点が非常に良いです。
あ、いえ、杉村商店のPROGRESSIVE(旧PROGRESSIVE RACING)自体はコストパフォーマンスが高くて、それなりに人気があるようです。
単にCX-204-MTという個体がマイナーってことで…旧型のCX-203-MTも含め。

CX-204-MTを買おうとしていた人のブログを見つけたんですが、その方はもっとランクを上げてルイガノMVへ日和ってました。(なるほど)
カスタムする余地が沢山あって、誰も乗ってなさそうなマイナーなMTBタイプの20インチミニベロって、自分の好みにかなりハマってるので、とてもそそられてます。
更に間違ってフレーム単体売りとかしてたら嬉しいんだけど…それは無いか。
もしいずれ手に入れた場合は、ハイユニ号のパーツを移植しながらカスタムして遊んでやろうとか、妄想に突入し始めてます。
いやいや、その前にハイユニ号のMTBルック化を(自分の中での)「完成」にまで持って行かないと。