お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

城山カタクリの里(山野草3)

2018-04-10 | 山野草

4月3日 黄花カタクリを見に行った時に、前回と違った山野草に会え
初めて見るフリチアリア・メレアグリスに魅せられました。\(^o^)/

1) フリチアリア・メレアグリス 又は(フリチラリア・メレアグリス)
クロユリやバイモなどの仲間で、フリチラリア・インペリアリスや
フリチラリア・メレアグリスなどがガーデン用として親しまれているようです。
和名をヨウラクユリと言い、ヨウラク(瓔珞)とは
釣り鐘形をした仏具の飾りのことだそうです。

3種類を加工しました。

2) トキワイカリソウ  メギ科  イカリソウ属 
花のかたちが錨に似ているためついた名前で、さわやかな黄色


3) 花イチゲ  キンポウゲ科 イチリンソウ属 
「一華」は花が茎の先に1つだけ付き、キクザキイチゲとよく似ています
山の中にひっそり咲いて一瞬の命を輝かせ、花も葉も枯れて消え、
翌年になると思い出したかのように咲きます。種類も多い


4) チングルマ  
バラ科  ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物
花が咲いた後の姿が人気ですが、花もなかなかいいですね


5) ライラックの花  モクセイ科 ハシドイ属の落葉樹
甘い香りと華やかな花で、「札幌の木」で春を告げる木


6) ショウジョウバカマ
能楽で使う能装束の空想上の「猩々」の赤い頭の毛と見立て、花の下の葉を袴と考えたもの
カタクリの里では、白 オレンジ ピンクなどいろいろな色をよく見かけます


7) ヤマブキソウ  ケシ科  ヤマブキソウ属の多年草
花が ヤマブキ に似ているのが名前の由来ですが、
ヤマブキの花びらは5枚・ヤマブキソウの花びらは4枚


【 おまけの画像 】

 モッコウバラ
自宅のモッコウバラは、蕾が出てきたなぁと思っているうちに咲きました。
急がなくてもいいのに・・・モッコウバラは、棘がないのが嬉しいです。

今朝(10日) 満開になりました。

カタクリの里の花たちを沢山見ていただき有り難うございました。



城山カタクリの里(山野草2)

2018-04-05 | 山野草

前回に続いて山野草の2回目です。
城山カタクリの里は、いつまで見ても飽きない山野草の宝庫です。

1) リュウキンカ
キンポウゲ科 リュウキンカ属の多年草

若芽は山菜として食べられるが基本的に有毒で
食べると下痢などの症状を起こすそうです。

2) 岩うちわ
岩梅(いわうめ)科 イワウチワ属
ギザギザの形の花が咲き、葉は光沢があって固く丸いうちわ形


3) 大岩うちわ
和名は葉の形状が団扇に似た形状であることに由来します
ピンクの可愛い花でした。


4) 大岩うちわの群生


5) ~ 7) 雪割草(ミスミソウ) 
厳しい寒さに耐えて、雪の下から顔をのぞかせる可憐な花で
ピンクや薄い紫、パステルカラーの小さな花が可愛い
雪割草(パステルカラー) 雪割草(ピンク系) 雪割草(白) 

8) 雪割イチゲ
きんぽうげ科の一輪草属  1本の花茎に1つの花が咲きます


9) 菊咲きイチゲ
キンポウゲ科 イチリンソウ属の多年草 
キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも呼ばれます


10) 菊咲きイチゲの群生
キンポウゲ科 イチリンソウ属の多年草
春の早い時期に芽吹いて花を咲かせるスプリング・エフェメラルのひとつ


山野草は、一般的には野生植物を指すと思わいますが、
近年では品種改良されたものが「山野草」として流通している例も多く
取扱業者が便宜的につけた名称で取り引きされている場合もあるようです。
可愛く、癒される小さな山野草! 大切に育てたいものですね

見ていただき有り難うございました。

4日 パソコングループの総会とお花見があり、桜吹雪の中 生ビールで乾杯! 


2017年度が終わり、撮りためた桜の出番が来ました。



城山カタクリの里(山野草1)

2018-04-03 | 山野草

城山かたくりの里は 山の北斜面に約30万株のカタクリが自生しているところですが
カタクリの群生もさることながら、春の山野草の多さにはビックリです。

可愛い山野草に魅せられ、沢山撮って来ましたので2回に分けてUPします。

1) シロガネソウ(シロカネソウ)
花弁のように見えるのは萼片で、本当の花弁は橙色から黄色のマッチ棒のような形(笑い)


2) ショウジョウバカマ
やや湿ったところに咲き、ピンク色の可憐な花
白いものやオレンジ色のような花もあります


3) リュウキンカ
金鳳花(きんぽうげ)科  リュウキンカ属
沼地や湿地に群生します


4) 姫リュウキンカ
イギリスやヨーロッパ大陸の山地の湿った草原や湖沼畔に生え
小型のキンポウゲの仲間


5) バイモソウ
バイモソウ(編み笠ユリ・バイモユリ) 
中国原産で、日本には薬用植物として入り
鱗茎をせきどめや止血、解熱などの 薬用に利用する多年草


6) 黄花セツブンソウ(別名: ヨウシュセツブンソウ)
節分の頃に見かけるセツブンソウより大きく、黄金色が目を引きます


7) オオバキスミレ  スミレ科 スミレ属の多年草の一種
名前のように葉が大きかったです


8) タツタソウ  メギ科  タツタソウ属
やさしく上品な淡紫色の花でした


9) エンレイソウ  ゆり科 エンレイソウ属
3片のユニークなお花


10) シラネアオイ(アルビノ種)
シラネアオイは大きな2枚の葉に包まれた蕾をのぞかせ、
立ち上がって紫色の大きな花を咲かせます。アルビノ種は色素が欠けているもの


11) 春蘭  日本を代表する野生ラン
シンビジュームの仲間で、控えめな色なので見落としそうでした。


山野草は華やかさに欠けるかもしれませんが、観賞価値のある野草で
最近品種改良されたものが「山野草」として流通しているようです。

見てくださって有り難うございました。

:山野草の説明は植物図鑑やnetを参照させていただきました。




山野草2(四季の森公園)

2017-04-22 | 山野草

緑あふれる四季の森公園には、いろいろな山野草が見られます。
今回は、公園の散策路で出会った自生する観賞価値のある山野草や木の花数点です。

1) 新緑のきれいな公園
まだ 桜の花も残っていて、菜の花とのコラボが爽やかでした


2) ヤマブキソウ
ケシ科  ヤマブキソウ属の多年草
花がヤマブキに似ていて、草なのでヤマブキソウの名前がありますがヤマブキとは違います


3) ニワトコ(接骨木)
スイカズラ科ニワトコ属の落葉低木または小高木
枝、幹、葉の液を、骨折や打撲の治療に用いることから、
「骨」を「接続」する「木」という名前になったそうです。秋に赤い実ができます


4) クヌギの花  ブナ科  コナラ属 (落葉高木)
古くから役にたつ木とされ、関東地方では、ケヤキと並んで景観を作り
里山では、コナラと合わせて、重要な薪炭材です。

四季の森公園には、炭焼き小屋があります。

5) セリバビエンソウ  
中国から明治時代に観賞用に渡来したとされる外来種
花被片は細長く5枚、花の後方に向けて筒状の距(きょ)が伸びているのが特徴


6) ハルジョン (春紫菀)
キク科  ムカシヨモギ属の植物 
ヒメジョオンと共に、道端でよく見かけますね
茎を折ってみるとヒメジョオンの茎には空洞がないが、
ハルジオンの茎には真ん中に空洞があります。


7) キランソウ  シソ科  キランソウ属
全体に毛が多く、茎は伸びなくて草全体がロゼット状に地面に張り付いて
円盤状の形になっていました。


8) ムラサキケマン  キケマン属の越年草
花の形からは想像できませんが、ケシ科の草で、全草に強い有毒成分があるそうです


四季の森公園は湿地や里山があり、カルガモ、マガモ、コサギ、コジュケイ、ウグイス等も見られます。
この日も大砲レンズを付けたカメラマンが並び、カワセミを待っていたのでしょう。

山野草って、かわいくて綺麗ですね。季節ごとに次々に楽しめる四季の森公園。
間もなくキンラン、ギンランが見えると思います。
30日(日): ランの仲間の観察会が予定されています

ご覧いただき有り難う御座いました。



山野草1(四季の森公園)

2017-04-20 | 山野草

14日 四季の森公園から「 クマガイソウが咲きました 」 と言うメールマガジンが届きました。
野暮用がありすぐには行けなかったので17日に行って来ました。

ロープで囲われた場所でユニークな花を見つけました。


1) クマガイソウの群生  
ラン科アツモリソウ属に分類される多年草の一種。
大きな花をつけ、扇型の特徴的な葉をつけ、この花の野生の状態を見ることができないと思います


四季の森公園では一定期間以外は囲いがしてあり、自然公園の中で手厚く保護されています。
放射状に多数の脈があり、縦ジワが目立ち、唇弁は大きな袋状になっていて
縁が内側に巻き込んでいます。 他のランには見られなく、 一度見たら忘れられないほど印象的です。

2) レンズをのばしてユニークな花を撮ってみました
ゾクッ! とするほどの感動でした


3) 花数は少なめでしたが、囲いのそばから離れられなく しばらく眺めていました
メールマガジンが届く日を待っていたので、主人に笑われました


林の中を探してみると、いくつかの山野草も見ることができました

4) エビネ  ラン科  エビネ属の多年草。

地下に連なっている茎と、そこから生えている根の様子が、
エビの頭を指でつまんで持ち上げたように見えるところからの命名とのことです。

5) 色違いのエビネ


6) ホウチャクソウ  イヌサフラン科  ホウチャクソウ属
茎の中程で枝分かれして、 春~初夏に茎の先のほうに1個または2個の花をつける。
アマドコロ、ナルコユリやミヤマナルコユリに似ていますが、
1本の茎に多くの花をつけるので区別できます。


7) チゴユリ  イヌサフラン科   チゴユリ属

白くかわいらしい花を1~3輪咲かせ、斑入り、赤花、八重咲きがあるそうです
小さなかわいらしい花を稚児(子供)にたとえた名前です。

8) ニリンソウ  キンポウゲ科  イチリンソウ属の多年草。
散策路の湿地帯に群生していました。春山を代表する花のひとつ

有毒植物のキンポウゲ科の中では数少ない食べられる種類だそうですが、
葉は毒草のトリカブトに似ているため、きちんと見分けましょう

はらはらと散る 「 桜 」 は、まだ残っていますが山野草を先にUPしました。
次回も四季の森公園の山野草などを予定しています。
ご覧いただき、ありがとうございます。