畑こうじ情熱ブログ

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本日国交委員会で質問に立ちました。満足いく答えを引き出しました。

2011年10月26日 17時51分18秒 | Weblog
 本日国土交通委員会で質問に立ちました。
 ポイントは以下のとおりです。
○被災者の方が住宅を取得する場合の宅地の取得や家の建設の負担を低減させるべきではないか。
→造成費等に国として最大限の支援を行う。さらに、宅地を公共団体が賃貸する場合等の賃料低減に復興基金、復興交付税等を充当することも可能。
 なお、これについては、主に黄川田総務副大臣からお答えをいただきました。自らも被災者としての心ある答弁だったと思います。
○三陸沿岸道路(八戸から仙台までの八戸久慈道路、三陸北縦貫道、三陸縦貫道の総称)について、三次補正が通ったら、未着工区間の全区間が事業 化されるのか。そして、それはいつまでに整備されるのか。
→前田国土交通大臣から答弁をいただきました。前半についてはその通りと明言されました。整備スケジュールについては、フル規格でなく現国道を 使えるところは使い、まずは全線がつながることを最優先にして7年程度でやる。本来の自動車道のフル規格では10年程度でやる、というもので した。これまで非公式に内々には話をもらっていましたが、国会の場で初めて公式に明らかにできました。
○津波防災地域づくりに関する法律案において、津波防護施設として道路等の嵩上げを行う場合に、本来の道路整備費用よりも余分に費用がかかるこ とが想定されるが、国として補助がなされるのか。
→関国交省水管理・国土保全局長から、社会資本総合交付金で支援ができるように積極的に検討していきたい、との答弁がありました。委員会後、関局長が寄ってきて、「おっしゃる通り重要なことです。しっかりやります。」と言ってくれました。それを見ていた、その日に私の前に質問をした議員が、「畑さんはいいなあ。国交省出身だから、答弁のすりあわせもできているのですね。」とうらやましがっていました。

 以上、今回も前向きな答弁を引き出しました。確かに、国交省出身であり、局長クラスはかつての直属の上司、実際に政策決定を担う課長クラスは、私の同期たち、原案をつくったり答弁を実際に書いたりする課長補佐クラスは、かつての部下や後輩たちなので、非常にやりやすいことは事実です。国会の質問に立つ際には、前の日くらいに官僚が質問内容を聞きに来るわけです(大臣たちの答弁を事前の書くためです。)が、その際に、私は、明確に質問文をペーパーで渡して、かつ、私としてはこのような答えが欲しい、と答えまで考えてあげます。それに対して、官僚側からは、本音としてこの程度は答えられる、というすりあわせをします。うちの秘書に聞くと、ここまでやる議員は少ないそうです。与党で、かつ、国交省出身で人脈もあり、なおかつ、自分自身が中身もわかっているからこそできる技だと思います。