畑こうじ情熱ブログ

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再生可能エネルギーの予算の大幅増が見込まれます

2011年10月15日 09時25分09秒 | Weblog
 福島原子力発電所の事故を受けて今後再生可能エネルギー(風力、水力、太陽光、地熱等の自然エネルギー)の活用のための支援の拡充が不可欠です。また、岩手は再生可能エネルギー全ての賦存量が全国的にも有数のポテンシャルを占めます。これを復興に活かし、将来的には岩手が再生可能エネルギーのメッカとなることを展望しています。黄川田総務副大臣、階代議士とともに、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)も交えた勉強会を行い、提言をまとめて平野復興大臣に提出したことは以前のブログでも書いたところであります。私自身でもこの他、国会で地熱発電を含めた再生可能エネルギーの有用性について取り上げ、独自に予算の拡大について働きかけてきました。

 今、NEDOが洋野町の沖合で洋上風力発電の採算性も含めた実証実験を始めています。さらに、来年度予算において関連予算が大幅増額される見込みです。

 地熱については、八幡平の松尾という全国一とも言える地熱地域を、岩手は抱えるわけですが、これも大幅予算増額となる見込みです。かつて、地熱開発補助事業のもとになる「中小水力・地熱発電開発費等補助金」は平成22年度は199億円(そのうち地熱発電の調査費は約5億円)、平成23年度は「新エネルギー等促進基礎調査費」として地熱、太陽光等の再生可能エネルギー全体を合わせても約4.4億円とかなり厳しい状況となっていました。来年度は、再生可能エネルギー全体でも1000億円を超える見込みですが、地熱だけで102.5億円が要求されることになりました。来年度予算案決定までしっかりとバックアップしてまいります。