畑こうじ情熱ブログ

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国会の不思議

2009年11月22日 08時24分34秒 | Weblog
 大変久しぶりのブログの更新です。恐縮です。朝8時から夜6時くらいまでびっしり予定が入り、夜は毎晩会合や意見交換、週末は地元の予定と更新する時間を取れなかったのです(と言い訳から始めてしまいました)。
 さて、各委員会が始まりました。民主、自民とも質問に新人が立ち始めました。私の出番がまだ回ってこないのは残念です。委員会によっては新人に質問の希望を取ったようです。私の所属する国土交通委員会は、20日の委員会の質問の希望があるかどうかの意向確認がありました。しかし、前の日の夜の9時頃です。それも深夜2時くらいまで本会議が開催されていた時です。案件は、やや特殊な北朝鮮関係の船舶検査法案でした。このタイミングでこの内容について質問を希望する人はいるのだろかと思っていたら、一人質問に立ちました。新潟の黒岩議員です。さすがですね。この審議関係の参考資料も前の日の19日の午後9時頃に届いたほどです。

 国会の運営というのはおかしいものだなと思うことはたびたびあります。それは、開催日や審議時間が国会対策委員会の協議により直前にならならいと決まらないことが多いのです。本会議も委員会も定例日は一応あるのですが、実際の開催については政党間のかけひきで決まるという感じです。国対政治と言われる所以です。休憩時間もなく、4時間くらいぶっ続けで行われることもざらです。大学の講義でさえも90分間が基本ですから、集中できる時間を超えていますよね。

 この問題が典型的に現れたのが19日の本会議でした。午後1時開会の予定が、伸びに伸びて午後9時になりました。自民党がごねていたたためです。しかし、私たち民主党は、それまで自民党に十分な質疑の時間を与えたのです。通常の審議並は確保したのです。私たち民主党の質疑時間は遠慮してもその分を自民党に回したのです(それが、民主党の質疑時間が少なくなり、私にも質疑の場面が回ってきていない原因ですが。)。しかも、与えられた質疑時間に自民党は、法案とは関係のない自分たちのプロパガンダをする始末です。鳩山総理の政治資金問題の批判、民主党の国会運営の批判などばかりです。対象法案は、中小企業の資金融資の円滑化や新型インフルエンザ関係の特別措置法案という急いで対応しなければならない生活に直結するものです。内容に反対する筋合いのものではありません。共産党でさえも賛成しているものです。自公は、中小企業の資金融資の円滑化に関する法案のときは本会議場から退席しました。自民党、公明党の見識を疑います。自公も野党慣れしてきたものですね。