畑こうじ情熱ブログ

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後期高齢者医療制度の本質

2008年06月10日 16時24分42秒 | Weblog
 ここ2、3日内陸は暑い日が続いています。しかし、私は面目ないことに風邪をひいて熱を出してしまいました。ここ5年間くらいで最悪の風邪です。幸い熱は下がりましたが、のどが痛いです。おそらく原因は、この前の金曜日に雨の中で朝立ちしたためだと思います。疲れがたまっているのでしょうか。なかなか思ったよりひどくなり、直りにくいですね。いつまでも若いと思わず、持続的な活動を心がけていく必要がありそうですね。
 さて、このような中本日は、玉山イオン前で14時30分より県議の皆さんとともに、後期高齢者医療制度廃止を求めての全国一斉街頭の一環としての街頭活動を行いました。
 後期高齢者医療制度の本質は、そもそも医療費がかかると見込まれる75歳以上の方だけでひとかたまりの保険制度をつくってしまったことが問題なのです。例えてみると、事故を起こしやすい人たちだけの自動車保険をつくるようなものです。これでは保険として成り立ちません。そして、これからどんどん保険料が上がる運命にあるのです。当然です。病院にかかることの多い人たちの保険制度ですから、これまで通りの医療を受けていると保険料が増えてくるように設計されているのです。これから7年で今の4割以上は上がると見込まれています。いろいろな層の人を包含して制度をつくることで、保険としての安定性や持続性も出てくるというのは保険制度の常識です。
 人生の先輩に対してとんでもない仕打ちです。これが今の政治が生活感覚や一般の人の感覚を無くしている最たる例です。
 自民党、公明党の与党はプロジェクトチームで保険料の低減を検討しているようですが、仮にここ1年くらい軽減措置をとったとしても、必ず数年経つと今以上に保険料が上がるはずです。選挙前の人気取りの施策にだまされてはいけません。次の総選挙では、与党は、この低減策をアメに選挙を戦おうとするはずです。これも例えてみると、マッチポンプです。自分で火をつけておいてその火を弱くしたから自分の功績だと言っているようなものです。年齢で分けるという制度そのものがそもそも間違っているのです。